第五十三話 双子
「陽々葵さん、さっきお腹の子たちって言ってましたけどもしかして…」
「そうよ、双子よ。あと一ヶ月くらいで産まれてくるかなーって感じよ。それまでよろしくね!」
なんと、お腹の中に居るのは二つの命であった!
「よ、よろしくお願いします!!でも、私と円香はこの仕事が初めてでそれにこんなに命がかかってるお仕事で申し訳ないです!」
「いいのいいの!そんなに気にしないの!そっか、祷ちゃんと円香ちゃんって初めてなんだねー。なんかすっごいプロかと思ったよ。特に祷ちゃんの方は」
「アハハ…まあ、私も前働いてた時にこんな感じの仕事結構してたので作法とかはその時に覚えたんですよ」
「もー、祷ばっかり褒められててずるい!」
「ふふふ!相変わらずいいコンビだこと。じゃあ、最初は色々と説明するからね。分からないところはいつでも聞いてね」
「はい。よろしくお願いします」
「円香、頑張ります!」
「私の旦那、結構夜に帰ってくることが多いんだけどそれまで私の家でお手伝いを頼むわ。旦那が帰って来たら二柱とも帰っていいわよ」
「じゃあ早速何かやってもらおうかな〜。えーと、朝ごはんの片付けは私やったし、なんだろう何かやること…そうだ!じゃあ、祷ちゃん、円香ちゃん洗濯物を洗って干してくれるかい?」
「お腹がまだ出てない時は行けたんだけど、最近になってしゃがむのが辛くなって来てね、代わりにやって欲しいな〜」
「分かりました!早速、取り掛かります!」
私と円香は早速お仕事に取り掛かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
えーと、ここが洗い場か〜…もうお家が広すぎて迷子になっちゃいそう…でも、後一ヶ月もすれば陽々葵さん、旦那さんと子ども二柱でこんなに大きい家で暮らせるんだもんな〜…
私もいつかそうしたいな!よーし!陽々葵さんのお手伝い頑張るぞ〜!
「ねえ祷、私洗濯するのちょっと無理かも〜」
「えっ、なんかしたの?」
「イヤだって、こんなに高価な服をゴシゴシするのなんだか傷つけちゃいそうでできないよ〜」
(本当は冷たい水の中に手を突っ込みたくないからなんだけど...)
もちろん、ドラム式の洗濯機なんてなく昔ながらのゴシゴシスタイルである。
「う〜〜〜ん…じゃあ円香は、服を外に干してくれる?私が代わりにゴシゴシするから」
「は〜〜い!それなら私楽勝〜〜!」
「洗ったやつからどんどんこのカゴの中に入れていくから、持っていって干していって。そうしたら同時くらいに終わるよ」
「はい、はーーい!」
ということで二柱で分けて洗濯を行うのであった。私がゴシゴシ服を洗い、円香がそれを外に干してくるのであった。
ザーーーー
私は桶に水を張る。よく考えたら今冬だし結構冷たそうだな…まあでもそんな贅沢言ってられないか。
「いや、待てよ?」
そう言えば私神様だった!この冷たい水もあっためちゃえばいいじゃん!そして私は、神術を使ってこの冷たい水をお湯へと変えるのであった。
「お湯にな~~~れ!!」
ポコッ ポコッ
沸騰までとはいかないが良い感じまで水が温まった。
「ふーーーー!!あったかい!あったかい!」
文明の利器はこっちの世界そこまで進展してないけど、こっちには神術があるから快適!快適~!!
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