第四十二話 秘密
私は目を覚ますと自分の部屋のベットの上で眠っていた。目が覚めた瞬間、何故私がここにいるのか戸惑った。
「お母さん…!それにみんなは?」
私、鬼を見て気を失ってしまったんだわ。その間、お母さんはどうなっているのかしら…
私は急いで階段を降り、一階のお母さんが眠っている部屋へと向かった。そしてそこには、心配そうに見つめるお兄ちゃんとお姉ちゃん、それに見たことのない誰か…おそらくお医者さんらしき方がお母さんの手当てをなさっていた。
「頭に強い衝撃を受けてなお、戦い続けため今でも意識が朦朧としているようですが、命に別状はないのとこの酸で爛れた皮膚もそのうち回復するでしょう」
「薬はここに置いておきますので、何かあったらまた私のところへお尋ねくださいね」
そういって女医さんは去って行った。幸いなことに命に別状がないようだ。それに重い後遺症が残るわけでもないらしい。
「お母さんは一体どうして…私のせいなのはわかるんですけど…」
私は自分が不甲斐ないばかりに、お母さんをこんな目に合わせてしまったのだと思い顔を上げられなかった。
「顔上げろって。別に誰もお前のことなんて責めやしねえよ。それは母さんが一番そう思ってる」
「あ、ありがとうお兄ちゃん…!」
「そうよ、祷。まさか両親の仇が鬼だったなんてね。辛い思いさせちゃうなら私が行けばよかったよ」
「いいんだよお姉ちゃん!行きたいって言ったの私だし!お姉ちゃんは悪くないわ!」
「そこまで言うんなら仕方ないわね...母さんはね、誰も犠牲を出さないために自分だけで鬼を倒したんだ。流石、母さん。かっこいいよね。さっきウチに来た警察さんが教えてくれた。まあ、警察の方にはもっと頑張ってほしかったけど!アハハ...」
それに比べて私なんか、新しい神生を送れてきたと思いきや、鬼の姿を見て震えて気を失ってしまった…まだまだ私なんか…
そう思っていたところ、お母さんはうっすらと目を覚ました。意識もかなり戻ってきているみたいであった。
「……祷……..?」
「はい!お母さん!私ここにいますよ!お母さんのおかげで無事です!」
私はお母さんの手を握りしめて、自分の身の安全を伝えた。
「母さんまだ寝てないとダメじゃん!あーまあ、私たちうるさかったからかもしれないけど…ごめん出ていくよ」
「じゃあ俺も出ていくよ。ゆっくり体を休めるんだぞ」
そうしてお兄ちゃんとお姉ちゃんは部屋を出て行こうとしたので、私も着いて出て行こうとしたところお母さんに呼び止められた。
「あー、祷…」
「ん?何かしたのお母さん?」
「ちょっとここにいてちょうだい。話したいことがあるから」
そういうので私は仕方なく、お母さんの部屋から出て行かずにここに止まった。
「私の布団の中に入りなさい」
「えっ、あ…はい」
私はお母さんの布団の中に入った。すると、入った途端お母さんはギュッと私を握りしめてきた。
「ちょっと話でもしていきましょう、祷…祷にまだ話してないことあったから…」
そういって遂にお母さんはずっとこれまで言っていなかった秘密を私に打ち明けるのであった。
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