第二十話 イモリの串焼き
「ハア......!!」
私は大便をしながら大きなため息をついた。今まで当たり前にできていた食事やトイレ、それに大好きなお風呂でさえもままならない。このもどかしい気持ちを誰か詩人にでも代弁してほしい。大便だけに...
よっこいしょ!私はいつまでも弱気で言ってられないと思い、勢いよく立ち上がった。
さあ、今日こそはいつも通りに頑張るんだ!と、心の中で自分に言い聞かせた。
まずは毎日恒例の在庫確認である。棚から商品がなくなっていたら補充する。今までは、さっと確認してさっと終わらせてたのに体が重くていつもよりめちゃめちゃ時間がかかる。
「えーと、これはある。これは、在庫がまだあるから補充してっと・・・えーと、これは...」
一つ商品がなくなっていて、倉庫の在庫を確認してみるがまさかそこにすら無かったのであった。
ゲッ!!恐れていた事態が発生してしまった!!まさかこれって私が材料調達しに行くとかじゃないわよね...すると、お母さんが私の元まで近寄って来た。
「あ、あのー?まさかだけど、材料って私が調達してくるの...?さすがにこの状態じゃ無理だよねお母さん......」
すると、お母さんはにっこりと笑って私の肩に手をポンッと乗せる。
「当然じゃん!祷が採ってくるに決まってるって!」
「ガーーーーーーーーーン!!!うそーーー!!」
在庫を切らしていたのは、なんとイモリの串焼きであった。こんなゲテモノを食べたりするだなんて神様は本当にいい意味でいかれてるよ。トホホ...
というわけで私は、串焼きの材料であるイモリを捕まえに行くことになってしまった。ただでさえ私の大っ嫌いな生き物を捕まえるなんて...それによりにもよってこんな動きずらい時に!!
私は取ってくるまで帰ってきちゃダメよと、お母さんから無言の圧をぶつけられバケツを持って家から飛び出していった。
ウウウ......超苦手の生き物なのに...それにイモリって毒持ってなかったっけ!?ていうか、毒持ってなくても見た目が生理的に受け付けないんですけどーー!
果たして今の私にこの任務を遂行することはできるのだろうか...
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