表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

65/144

5月3週 土曜日

村33 町11

ダ19 討伐1 フ6

人1 犯1

魔100 中11 上1

剣100 剣中11 剣上1

回復22

採取41

草14 花5 実17

料理3

石工2

木工5

漁1

体20

女4

 変態。


 それは、虫が幼虫から蛹へ、蛹から成虫へ変わる行動を表す言葉である。


 しかし異世界の辞書には、きっとこう書かれるのだろう。


 キジョウ・エト、と。


「あなたは一昨日来た人ね。あなたは出禁よ」

「えっ?」

「女の子のものを、指で弄繰り回した挙句、舐めまわしたそうね。変態にもほどがあるわ、逸話に出てくる100人の世継ぎを作ったロマール王でもそこまでしないでしょう」

「いやあの、それは前戯と言いまして大切なことであって……」


「女の子はあなたのその変態性を埋め合わせる道具じゃないのよ! 欲望をぶつけるだけぶつけて、あの娘泣いてたわ。女を舐めないで! 2度と来ないで」

「……」


 ……。

 ……。


「お客さん、ご利用ありがとよ、だがもう二度と来るな、この変態め! 確かにあいつは獣人さ。でもな、犬じゃねえんだよ。後ろから突くなんて獣みたいな真似しやがって」

「いや、そういうつもりじゃあ……」


「ヒューマン至上主義者め! 二度と来るんじゃねえ」

「……」


 ……。

 ……。


 あれも駄目、これも駄目。

 それも変態、どれも変態。


 未だ俺には異世界のセックスのことが、サッパリ分からないままだった。


「前戯も後戯もしちゃいけない、それで最中も体を密着させないように、常に角度は90度。でも測位もバックも駄目で、上か下かどっちかだけ。その間の触って良い場所も少ない。めちゃくちゃだな」

 敬虔なキリスト教徒でもここまでしないだろう、そう思えるくらいにルールが厳しい。


「そんなんで楽しいのか? 楽しくないだろ、もっと上を目指せよ!」

 そう悪態をついても、5軒ある娼館の内、出禁になった3軒にはもう行くことはできない。


 残るは高級娼館と、行かない方が良い娼館の2軒つのみ。


 高級娼館が残っているのは嬉しいが、これ以上出禁にならないよう、流石にヘルプで一度検索した方が良いだろう。


「ただ、その内容が微妙なもんだったら嫌だなあ」

 しても楽しくないような、そんなやつだったら、俺のこの夢の時間は終わってしまう。


 その通りにしても楽しめないが、かと言って普段通りやったとしても、正しいやり方を知ってしまった以上、その通りにしなければ罪悪感が湧く。八方塞とはまさにこのこと!


「でももう元の世界に帰る術はないもんなあ。こっちで生きてくしかないなら、こっちのやり方に適応しなきゃ駄目か……」


 勉強しよう。


 異世界生活51日目。

 俺は異世界について勉強することに決めた。

お読み頂きありがとうございます。

今日中にもう1話投稿できたらと思います。短い話ですが、ご容赦いただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] やるだけしか脳がない猿(笑)てめぇの価値観を押し付ける輩は糞野郎だよ。
2020/01/17 07:56 退会済み
管理
[一言] 社会不適合者の話かよ
2019/11/16 18:14 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ