ただ、詩
彼女の
キョトンとしている目が好きだ
彼女の
しがみつくように喫煙している姿も好きだ
こっちはとっくの昔に禁煙してるのに
そんな僕でさえ
彼女の
しがみつくように喫煙している姿を許せる
僕は
彼女じゃないから
僕は
彼女に
とっても深い悲しみを与えてしまったから
タバコなんてやめるの簡単だったよ
嘘ついて、カッコつけて、でも
やめれた僕はまぁ、有りだろう
ちょっと真面目に詩を書こうとすると
悲しみばかり
降りかかりやがるこの胸の傷に
学生のころ
つれあいと、
酒とタバコ、どっちをやめられる?
と、
ふたりで答えの出ない問いを問いつづけた
ふたり、酔っ払いながら
そのとき云った答えが
あまりに悲しいと思う
僕は
タバコはやめれたよ?
君は
ぜんぜんだね?
泣きたいくらいの不幸なんて
日々絶え間なく襲ってくる
ときもある
たとえば、今がそうだとして
なぁ、愛するひとよ?
もう、僕は
ただ、君を守るために
ただ、守るためにだけでも
タバコをスパッとやめたように
お酒も我慢してやめようと想うんだ
酒なくて
なんで浮世を生きらりょか?
そんな言葉、知んねぇや、
全無視、さ




