序章〜全ての始まり〜part1
かなりダークな作品になるかもしれません。
作者の気分次第です。
ー神なんていない。
ずっとそう思って生きてきた。
神なんてものがあれば僕はこんなにも苦しい思いをいなくて済んだのに。
僕は小さい頃に両親を亡くした。
小学一年生の9月13日金曜日、僕が学校に行くため家を出た直後に家が爆発したのだ。
原因はガス漏れによる引火だとされている。
13日の金曜日とはよく言ったものだ。
祖父母は僕を嫌っていたため、僕は施設に入ることになった。
中学校に上がったら両親がいない僕はいじめの対象となった。
しかし、僕はあまり苦に思わなかった。
何故なら委員長が味方になってくれたから。
虐めていた奴らをいつも注意してくれた。
とても嬉しかった。
でも、それは偽りの優しさだった。
学校からの帰り道、委員長とその友達が
「お前よくあんな奴の味方になるよな〜」
「好きで味方してるわけないだろ、どれもこれも内申点の為だよ。じゃなけりゃ庇わねーよ、あんなキモいやつ。」
「うっわ、エゲツな〜」
と笑いながら話していた。
やはり味方なんていなかった。
高校受験も終わり、先生ももう気にもかけてくれない。
もう生きていても仕方がない。
流石にこの高さから飛び降りれば死ねるだろ、そう思い僕は8階建てのビルの屋上の端に立った。
あぁ、何もない人生だった。
そう思った時にはもう足は離れていた。
どんどん地面が迫ってきて、頭から地面にぶつかるーその瞬間、地面に底が見えないほどの穴が空いた。
そこで僕の意識が途切れた。
目を覚ますと、見たことのない部屋に1人の青年が椅子に座っていた。
その男は「やぁ、舞戸虚孤君。」と言った。
ーこれが僕の最高で最悪な地獄の始まりだった。




