表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いねむりひめとおにいさま【プロット版】  作者: つこさん。
第一部

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/124

居眠り姫と辣腕編集・5

読んでくださりありがとうございます。

励まされてます。

合間時間で書いていますのでお見苦しい点あるかと思いますがどうかご寛恕ください。

人生初の二日酔いに、イェルクは全力で抵抗していた。


なにこれだるい。

頭痛い。

めちゃくちゃ喉乾いてるのにトイレ行きたい。

なんか吐きたいのになんか食べたい、特にしょっぱいもの。

なにこれだるい。

頭痛い、しんどい。

なにこれ意味わかんない。


ひとまずトイレ済ませてから自室から出て、なんかよくわかんないけどとりあえず壁伝いに歩いて、行き会う使用人に心配されて、なんかよくわかんないけどなんか応えて、部屋付き侍女に「だめです、お戻りください」とか言われたけどぜんぜん大丈夫じゃないけど「大丈夫」とか言って、目的もないのに玄関の方向へ向かった。


ちゃんと考えれば目的はあって、「もーそろ勤務時間じゃね?間に合わなかったらいろいろこわい」というものだったけれど、とにかく頭がぐわんぐわんしていてよくわからなかった。


階段を降りるあたりでなんとなく格好がつく体で背筋を伸ばせたけど、手すりを頼りにしている時点でアウトだ。

でも僕は行く、仕事があるんだ!


そう思って顔を上げたら、なんか知らない人と目があった。

なんかちょう睨んでる。

誰。



「貴男は――いや、貴男が、イェルクか?」


なんかよくわかんないけど訊かれた。

はいそうですイェルクです。

なんで「はいそうですイェルクです」と答えた。


するとなんかちょう睨みながらその人は近づいてきて、目の前にくるとさっと右手を出した。

条件反射でこちらも出したらちょう固い握手になった。


「貴男とは、また時間を取ってお話したい。

ルドヴィカ嬢の作品に対する貴男の指摘には敬服する。

貴男はきっと良い編集者になると思う」


なに言ってんのかさっぱりわからなかったけどなんか褒められてるのはわかったんで、「ありがとうございます、恐縮です」とだけ言った。


なんかその人は帰っていくところらしかったので、「どうぞお気をつけて」と言っておいた。

また来るとかなんか言ってた気がする。


そんで見送ったあと、なんかルイーゼが「今日の夜勤はお休みです」とか言って、まじかよ、と思って「まじかよ」と言ったら「まじですわ」とか返してきた。


じゃあ寝よう、おやすみ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

アンケートは終了しました。ありがとうございました!!!


結果は第二部「居眠り姫と王女様・1」の後書きです。



スピンオフ作品


わたしの素敵な王子様。[短編]


君の愛は美しかった[連載]



いただいたショートストーリー


●ルーシィさんの異世界単訪●本日の単訪先は!!『いねむりひめとおにいさま【プロット版】』だにゃ♪ 提供:アホなゴブリン('ω')

いただいたインスパイア作品


童話【居眠り姫と王子様】 作者:もふもふもん

i394257

バナーをクリックすると設定資料集に飛びます。

バナー提供:秋の桜子さま ありがとうございます! script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ