サッカー選手を夢見て
こつこつ頑張って書いていこうと思います。
イギリス人で元サッカー(フットボール)選手だった父は、選手を引退してからもサッカーを愛している。
そんな父の影響からか、一人娘である私も自然とサッカーを好きになり、将来はサッカー選手になることを夢見るようになった。
今、私は父の仕事の都合でイギリスにいるが、私は幼い頃は日本にいたから、なんとなく日本代表でワールドカップに出場したいなー。なんて思ってる。そもそも代表になれるかなんてまだまだ分からないけれど。
私は結構、というかかなりサッカーが上手い。勿論、現状に甘えてはいけないとは分かっている。けれど同世代の選手と比べてどう見ても私がワールドカップに行けるぐらい上手いのは事実である。
……こんなこと、イギリスでのクラブメイトには絶対言えないけどね。そんなこと言ったら反感とか買っちゃうかもしれないし。
ただ、私には幼少期から今の14歳まで「未来の女子サッカーを引っ張っていく天才少女」なんて回りの偉いサッカー界の大人達が言うから、きっとワールドカップに出場するだろうことは自他共に決定事項のように感じていた。
そう、私はサッカーが好きでこれからもずっとサッカーをしていくんだろうなと無条件に確信していた。
あの日がくるまで。