表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/177

さらば!


 「やっほー、またまた来たよ!」


 「おぉ!来てくれたか!で、用件は?」


 私は笑顔で、


 「今発見されているダンジョンの情報を頂戴。」


 「ど、どうしてだい?」


 「私もからだを動かさないといけないからね。それに同じ場所にずっととど

 まっているというのは私の性分に合わないからだよ。」


 「う、うぅ、だが…」


 「ね、お願い。」


 仮面を外し、上目づかいでお願いすると、


 「いいよ。さ、これがダンジョンの場所が示された地図だ。」


 「あ、あと、もう一つお願いがあるんだけど。」


 「何かな?」


 「メシルのこと頼めるかな?」


 「あぁ分かった。だが、本人にもちゃんと言わないといけないのではない

 か?」


 「馬鹿のくせに正論を吐きやがった。まぁ、元から説明はするつもりだっ

 たけどね。じゃあ、今から行ってくるよ。」


 私はそう言って部屋から出て行き、メシルのいる部屋に行った。


 コンコン


 「メシル、いる?」


 「ハイなのです。いるのです。」


 私は部屋の中に入っていった。


 「実は話が合ってきたの。」


 「話とは何なのですか?」


 「私とここにいる少年、十夜と一緒にダンジョンに行くことになったの。」

 

 「そうなのですか。」


 「それでね、メシルはまだ弱いから、一緒に連れて行けないということを言

 いに来たの。」


 「そうなのですか。でも、戻ってきてくれると分かっているのです。だから

 行ってらっしゃいなのです。」


 「うん、行ってきます。」


 私はそう言って部屋を出た。

 

 う~ん、もう少し感動的なものを望んでいたのだが、ま、いっか。さて、置

 き手紙でも書いて、とっとと、出て行きますか。


 私は紙にこれまでの十日間のことを書いた。そして最後にありがとうござい

 ましたと書いて、手紙を書き終えた。


 「十夜、手紙、書き終わったから、ここを出るよ。」


 「分かりました。けど、荷物とかないんですか?」


 「荷物はない!」


 私は屋敷の扉を開け、『浮遊』を使い、十夜を抱きかかえダンジョンに向か

 った。











 「あの、」


 「どうしたの?」


 「寒いのですが。」


 「あ、ごめん。」


 私は『操作』を使い、ぶつかってくる風をなくした。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ