表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/177

私の一日

 はいは~い、無職からジョブチェンジした隼瀬です!いや~まさか、あの変人

 に雇われることになるとは人間って何が起こるかわからないよね。というか、

 私、人間じゃないんだけどね。さて、今日も仕事をするか。


 私は契約が完了したあの日(十日前だけどね)から、仕事をちゃんとしている

 その仕事とは、


 「さっさと、腕をふれ!」


 「「「「「はい!」」」」」


 騎士団の特訓だ。


 こいつらは本当にダメだった。なぜなら、


 「も、もう…無理…です…」


 腕力がなかった。この時点で騎士失格だろ、と、言いたいところですが、やる

 気と追跡能力だけは以上に高いのでかわいそうに見えてほっとけなくなったの

 です。ということで、


 「黙れ!貴様らの気合はそれだけか!」


 「いいえ、違います!」


 「なら、あと素振り千回!」


 「は、はい!」


 こういうと、やる気を出してくれます。なかなか、扱いやすい馬鹿どもです。

 そして、私のもう一つの仕事は、


 「ようやく来てくれたかぁぁぁぁぁぐはっ!」


 馬鹿の護衛だ。


 「いきなり殴るとはひどいことをするものだ。」


 「五月蠅い黙れ。」


 「そんなことを言わずに、さぁ、私の胸に飛び込んでおいで!」


 「仕事しないと言いつけますよ。」


 「すみませんでした。」


 あ、忘れているかもしれませんがメシルも一緒に住んでいますよ。転移す

 る家はどこかに消えてしまったので今は領主の家に住んでいます。はぁ、

 メシルと触れ合いたい。でも今は仕事、私は仕事を続けます。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ