フライアウェイ
私は飛んでいる。なぜなら、逃げているからだ!いや~まさか、竜騎士?
とでもいうのかな、あれは、
私の後ろにワイバーンかと思われるものに乗った騎士が追いかけてきた。
「待て!絶対に逃がすな!」
「「「「「おおおおおおおおおお!!!」」」」」
「気合入りすぎでしょ。はぁ、仕方ない。殺しますか。」
私は追いかけられるのがめんどくさくなり、皆殺しにすることにした。
では、一発目は、ダークブレス!
口にエネルギーを集め、属性を闇にして発射した。竜騎士たちはいきな
りの攻撃に驚きながらも避けた。
うわぁーあれを避けるか普通、まぁいいとして、次は~ダークブレス拡
散!
「ま、待ってくれ!」
竜騎士の一人がそんなことを言ってきた。
どうしたんだろう?あ、もしかして、命乞いとかかな?それなら聞いて
あげよう。
「どうしたのかな?」
「私たちが君を追っていたのは不法侵入の罪で逮捕するためだ。」
「なら、さっきの続きと行きましょう。」
「話を最後まで聞いてくれ!」
私は、ブレスを発射するのをやめた。
「で、続きは?」
「だが、逮捕はしなくていいと、伯爵様から言われてな。」
「ふむふむ、それで?」
「伯爵様は貴殿と話してみたいといっている。」
「まぁ、その程度ならいいけど。」
「ありがたい。では、戻ろうか。」
「はぁ~めんどくさいことにならないといいけど。」
私はそう思いながら、戻っていった。