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石って案外いけますね


 ん、ここはいったい。


 私は目覚めてからすぐ周りを見渡してみると、石、石、岩、石、岩、て、私はいつまでこんなことを言ってるんだ!あれ、なんで声が響かないの?今声を出したはずなのに、


 そう思い、手でのどに触れると、


 え、なに、このザラザラした感触、私の体どうなったの!


 そう思い、自分の手などを見てみると


 なに、これ、


 自分の手さらには体全体、岩のようなものになっていた。


 もしかして、あのゲームを起動したとき流れてたあの言葉って本当のことだったの!?うわぁ、もしかして、これって転生?はぁ、せめて、エルフになりたかったなぁ。てか、体、小さすぎでしょ。


 今の体の大きさは三歳児くらいの大きさしかない、それ故、手も足も短いし、小さい。


 今からこの体で生活するしかないのかぁ。仕方ない、がんばりますか。よし、そういうことならまず、食料の確保から向かおう。


 私は食料を一刻も早く確保しようと洞窟の探索を始めた。


 ここ、岩ばっかり、もう、いつになったら生物が現れるの?


 グルルル


 ひっ、な、なに、今の音、


 そう思っているうちに音はどんどん近づいてくる。


 こ、これって、鳴き声?や、やばい、どうしよう。そ、そうだ!私の今の体はほぼ岩だから擬態すればいいんだ。


 行動が異常に早かった。しゃがみこみ、足をしまい、体を丸くしてから頭をひっこめると、完成!見てもただの岩?ができました。


 これで隠れれる。


 音がだんだん近づいてきた。そして、とうとう姿を現したのはドラゴンだった。


 こ、この生物って何!そ、そうだ!私には鑑定があるじゃないか、よし、勇気を振り絞って鑑定!


 フレアドラゴン


 レベル  256


 え、これだけ?というより、レベルなんてあったんだ。


 このような状況で妙なところに感心していたのだった。ドラゴンはどんどん離れていき見えなくなった。


 よ、よかったぁぁぁぁ、命拾いしたよホント、さて、ご飯はどうしようか?うぅぅ、お腹がすいたなぁ。


 ついに私はある決断をする。


 もう、仕方ない、体が岩のようなら岩を食べれるはずだ。


 私はそこら辺にある石を持ち口の中に入れ噛んだ。すると、石は簡単に砕た。


 あれ、以外にいける。よし、食料のほうはこれで改善された。後はどうやって生き延びるのか考えないと。


 そう考えたけれど、私は先程の緊張とお腹がいっぱいになった満足感で睡魔が襲ってきそのまま寝てしまった。





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