表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/177

契約完了!


 うわぁ~予想道理のテンプレ発言、まぁそれはいいとして、この人、じゃな

 くてこの悪魔を倒せば外に出られるのかなぁ?


 「おや、人間の冒険者ではなくモンスターでしたか。迷い込んできたのです

 ね。では失礼して、『思念伝達』。」


 

 はぁ、また戦うのかめんどくさい。


 『すみません。』


 うおっ!な、何!


 『自我を持っている。これは珍しいですね。』


 ど、どこから声が聞こえるの?まさか、目の前の悪魔?


 『えぇ、そうですよ。一つ聞きたいことがあるのですけど?』


 え、何ですか?


 『あなたを正式にこのダンジョンで雇いたいのですが。』


 雇う、私をですか?


 『はい、その通りです。このダンジョンにこのごろ聖騎士が現れてダンジ

 ョンの一層を占拠していまして、困ったことになってるんです。その困っ

 たことを解消するためにあなたを雇いたいのです。』


 う~ん、別にいいけど、報酬は?


 『あなたの望みを一つだけかなえましょう。』


 言ったな!もう取り消せないから、その話乗った!


 『ありがとうございます。では雇用期間は占拠された一層を取り返すまで

 ということでお願いします。』


 え、困ったことってそれだったの?う~ん、まぁ契約したからにはやるけ

 ど、やっぱり人間を殺すのは心が痛むなぁ。けど、殺ろう。私のために。

 

 『契約成立です。では、今から占拠された階層に送るので階層を取り返し

 てください。』


 う、嘘!今から行くの!?ちょっと待ってあの人数を一人で相手をするに

 はまだ力不足だよ。


 『大丈夫です。あなたは思っているほど弱くはありませんよ。では、御武

 運を。』


 ちょ、ちょっと待……


 言葉を言い終わらないうちに転送された。






 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ