登場人物設定 ver.2
だいぶ登場人物が増えちゃったので、ここでいったんまとめます。
第2章終了時点の新登場人物
ナルムーン共和国
アルデバラン魔導騎士団
【マノロ・リリアーノ】
元スピカ副団長で、主をなくしたアルデバランの新団長に就任。17歳。生まれながらの盲目であるが、人には言えぬ特別な能力の持ち主。エステル曰く、肉体に収まり切らない魔力を保持する、恐るべき天然おっとり系。案の定あまりの可憐さに胸きゅん男子が続出で、ケントの同期からも「マノロたん」の愛称で慕われているが、本人はそのことに気づいていない。薄紅色のふんわりロングヘアと白い肌が美しい。白杖代わりに銀の魔法杖をついている。彼女も亡霊なる機兵であるが、ラスティーラ(=ケント)には敵意をあまり抱いていないらしい。
魔法型 ???
ベテルギウス魔導騎士団
【キャスパー・ル・クリスティアーノ】
荒くれ集団、ベテルギウス魔導騎士団団長。27歳。金髪の美男子であり、見た目通りのプレイボーイ。昔、前章で果てたユーゼスの右腕だったらしい。
【リュクス・ザノッティ】
ベテルギウス魔導騎士団副団長。20歳。ライムグリーンの髪とフライトゴーグルがトレードマークの通称「キャベツ」。性格は極めてチャラく、エロい。SNSにキャバクラらしき夜のお店の書き込み多数。本人は嫌がるが、団長のキャスパーと非常に本能レベルで中身が似ており、美人と巨乳には目がない。また大層な自信家で、前世は亡霊なる機兵ライバーン。かつてラスティーラを倒す野心を抱いていただけに、ケントへの興味と闘争心に燃えていた。戦闘スタイルは銀線細工と魔法の複合技を駆使し、コンダクターは持たない。煽りの天才でもあり、短気のラスティーラは彼の精神攻撃に手を焼くこととなる……。
魔法型 金星型(金属、雷など)
スピカ魔導騎士団
【シャーレル・ローサ】
天空都市スピカの魔導騎士団団長。30歳。顔の半分以上が鉄皮に覆われマネキンのような素肌の女性。人間としての表情を隠すためか、ベールのついたトリコーン帽子を被っている。マノロの元上司。
ポラリス魔導騎士団
【コウ・クーロン】
大陸の東に位置する政令都市ポラリスの魔導騎士団団長。18歳。極東民族特有の黒髪と異国情緒漂う服装がトレードマーク。団長の中では最年少。
【カ・シュンレイ】
ポラリス魔導騎士団筆頭魔導師。19歳。お団子頭とチャイナドレスに似た服装がと特徴的のムチムチボディ。しかし見た目によらず魔法は荒々しくもその威力はラスティーラの殲滅魔法を一人で防ぎ切る実力を持つ。下ネタとリュクスが苦手。
アルドラ魔導騎士団
【バサラ・アクセル】
アルドラ魔導騎士団長。?歳。将軍の前でさえも青と白の頭巾で顔を隠し、滅多に人と話さないミステリアスの極み。だが、決して無口なわけではなく、隠れて人としゃべっているらしく目撃情報多数。キャスパーに「小僧」呼ばわりされていることから、一部の間ではクーロンと同じかそれより年下の少年説が流れている。将軍達から魔導騎士団二強にカウントされており、最強クラスの亡霊なる機兵であることは間違いない。
【色黒ヤンキー】
色素の薄い髪と日に焼けた長身の男。怒涛の一喝でラスティーラとライバーンの決闘を止めたことから、やり手の魔導騎士であることは確か。「ユウゲン」という名前らしいが、その詳細は現時点では不明。
ミザール魔導騎士団
【パウロ・セルヴィー】
ピエロのような仮面をかぶり、真黒なローブに身を包んだ変態――じゃなく、ミザール魔導騎士団団長。
アンタレス魔導騎士団
【ミルコ・サルトル】
ライオンのたてがみのような白髪と歳にそぐわない剛腕を持つアンタレス魔導騎士団団長。最年長者。おじい。
カペラ魔導騎士団
【ハンナ・ヴァレンチノ】
甘栗色の長い髪とボンキュッボンがナルムーンの野郎どもの人気を集める、カペラ魔導騎士団団長。妖艶なで神秘的な雰囲気は前職が占い師だからか。
レグルス魔導騎士団
【ガイア・ダンヒル】
爬虫類顔で「ウケッケッケ」と猿のような笑い声が特徴。レグルス魔導騎士団団長。殺生を娯楽としているヤバい人。
自由騎士三将軍
【ミュラー・ヴァシュロン】
ナルムーン共和国魔導騎士団元帥。年齢推定18歳。金色の瞳と紫紺のショートヘア。顔立ちは端麗であり、その姿を一度見たら忘れられないと言われる神秘的な少年。柔らかで開放的な性格であるが、その心の奥に秘めている野心は底知れない。マノロを団長に抜擢したり、極東地域から奴隷を拾ってきたりと……中々、読めない男である。
【ハリー・フレディリック】
ナルムーン共和国魔導騎士団西方将軍。スカイブルーの束ねた長髪に眼鏡のインテリ外見で、その通りの知略の持ち主。優しい笑顔ができる人間ではあるが、それは鬼が被った化けの皮でしかない。非常に冷酷で残忍。マノロの監督官を兼任するが、その指導方針は厳しく容赦ない。彼が戦った大地には春が来ないと言う噂から、水星系魔法の達人と予測される。ミュラーを呼び捨てにできる数少ない人である。
【リカルド・ジャガー】
ナルムーン共和国魔導騎士団東方将軍。緋色の髪と切れ長の目が印象的で他の将軍に比べ寡黙な性格。サンズ教皇国との戦いで、基礎魔法の風のみ駆使し、敵を1人で殲滅させた実力者。その魔力は捕えられたジェイ・ファンの重力魔法すら無効にし、恐れの余り、団長のキャスパーとバサラでさえ彼の前では余計な発言を控えるほどだ。ミュラーの絶対的な信頼を得る謎が多い人間の1人。
三将軍直属騎士
【ジェイ・ファン】
ミュラー・ヴァシュロンが極東地域の山村で見つけた、最凶の亡霊なる機兵シヴァ。推定16歳。黒い髪と金色の瞳が特徴で、奴隷としての生活が長かったためか、人に命令されることを好み、自らの意思表示を一切しない。ミュラーには憎みを抱いているものの、絶対的な力量の差に、あえなく屈服してしまった。また膨大な魔力の保持者で、ミュラー曰く、魔導経典の歴史を変えるダークホース。重力魔法が得意で、太陽型のラスティーラとエステルと死闘を繰り広げることとなる……。
魔法型 月型(重力、精神など)
その他~ケントのゆかいな仲間達~
後方支援部隊
【エドガー】経理部経理課。ケントの悪友であり、その筆頭。
【チャーリー】総務部総務課。小太りの金髪ボーヤ。見た目通り食いしん坊。
【ロディ】人事部人事課。丸メガネの天然パーマ。地味。
後方支援部隊騎士公
【ダグラス】人事部統括であり、ケントの上司バートン・エルザのマブダチ。先のヴァルムドーレ騒動の功労者であり、根回しの天才。縁の下の力持ち。