2話 真夜中の怪物の噂
「それよりさ、噂気にならない?」
「噂って?」
「真夜中にでる怪物!」
春休み入る前に出回ってる噂
真夜中になると、得体のしれない物が
出て教室を荒らされる…
物を取られるなどの被害はなかった
そんな噂が3年生から広まり
花奈たちの学年、1年生にも広まりつつある
「真夜中に出る怪物って?」
「花奈、知らないの?
今、学校中で噂になってるよ」
「夜中になると危害はないけど教室が荒らされるんだって」
「そうなんだ」
「教室が荒らされるってどんな感じなんだろうね」
「なんでも、机と椅子が倒れてたり、
誰かが出入りした様子らしいよ」
「まるで、犬か熊が出たような形跡らしい」
「こんな、都会なのに熊なんて出るわけないよ」
花奈たちの住んでる土地は周辺に高校があったり
カフェが立ち並んでる
「迷い犬のせいじゃない?」
「迷い犬か…」
「迷い犬がそこまでするかな?」
一同
「確かに」と頷いてる
「それに、教室は閉まってたって話だよ」
「教室、閉まってるのにどうやって出入りするの?
」
「まさか、合鍵持ってたり?」
「持ってるわけない」
「持ってたとしても、担任か教科担当の先生だけだよ」
「それか、透明人間だったり」
「透明人間なんて、いるわけない」
花奈たちが噂について、盛り上がってると
同じクラスの男子、楠阿蓮と磯貝文也がやってきた
「あれ、雅たちじゃん」
文也が雅たちに声をかけた
雅と文也は幼馴染、小中一緒だった
「文也、それに楠くんも」
「席、一緒していい?」
「すいませーん」
先程の店員がやってきた
「友達なので、隣いいですか?」
「大丈夫ですよ」
「ありがとうございます」
阿蓮と文也は雅たちの隣の席に座った
「お疲れ様」
「部活帰り?」
「今週は来週からテストだから部活ないよ」
阿蓮は帰宅部、文也はサッカー部だ
「何の話してたの?」
「春休みの過ごし方とテストの話だよ」
「春休み、楽しみだけどその前にテストとか…」
「憂鬱だ…」
「磯貝くん、テスト悪かったっけ?」
「俺は勉強すれば、大丈夫だけど」
勉強するのがな」
「それは、みんな一緒だよ」
「赤点、取らなければ大丈夫だって」
「そうだよな」
「清原さんがいれば、大丈夫か」
「結局、私頼み?」
「阿蓮もいるから大丈夫だよ」
話をしていると、阿蓮が注文してた
アイスカフェラテS2つが届いた




