第十三話 勢揃い
「…それでは星座占いコーナーです。……ごめんなさい、今日の運勢最下位は射手座の貴方ー!今日は不運が続くかもー。ラッキーアイテムは扇風機でーす!」
「あーあ最悪だ、今日は最下位か…ん?飛彩から着信…?
嫌な予感がする もしもし……あぁ…はあ!?…分かった二人には私から伝えておく…あぁそれじゃあまた……はぁ」
五天皇たちに喧嘩を売った翌日俺は環に事の顛末を伝えるために食堂に呼び出していた。
「………………ということで!お前は試験受ける必要無くなったから。これから特級として頑張っていこー!」
「いやいや、納得できるかぁ!」
「えー、めんどうな試験パス出来たんだから何でも良いじゃん( ・∀・)」
「良くない! というか、五天皇ってあの超常戦線で大活躍した英雄たちのことだろう!?そんな人たちに喧嘩売るって何考えてんだ!」
「大丈夫だよ初めてじゃないから…つーかちゃんと勉強してんだな。てっきりサボってんだと思ったわ」
バカっぽい顔してるしな
「サボってねぇよ!!あのAIの教材は三周もしたし…って初めてじゃない!?何回も喧嘩売るとかイカれてんだろ…よく親衛隊に殺されなかったな」
「あーあいつらね何回か半殺しにしたら絡んでこなくなったわ……ってもうこんな時間!?そろそろ行かないと集合時間に遅れる!青藍は時間に厳しいんだ」
「え?行くってなに?」
「今から他の特級の奴らと飯だ。アレルギーとかある?」
「ええぇぇ!!!?今からぁ!?」
「ねぇー二人は…もぐ…まだ来な…むぐ…いのー?」
「こら、六花食べながら喋らない」
「はーい それよりも新人ちゃんどんな子かな?仲良くなれるかなー?あ、でも飛彩と相棒になるってことはイカれてる子かな?」
「普通の隊員からしたら私たち特級は全員イカれてるだろう」
「それもそっか、じゃあおバカさん?」
「……馬鹿は君だよ……おっ噂をすれば」
「おーうお疲れーお前ら」
「初めまして~」
「おーっすお疲れーみんな」
「誰だ貴様!どうやってこの場所を見つけた!」
「え?なになに?………あっ僕だよ訪問者服飾者だよ。ほら」
「あぁ?……チッまた服を変えたのか。分かりにくいから変えたら報告をしろと何度も言ってるだろ!」
「ごめんって、でも今回はしょうがないんだよ。偶然竜滅くんに出会っちゃってさぁ、燃やされちゃったんだよ前の服。自衛システム付きで気に入ってたのに」
「ふん、奴を相手に五体満足で逃げられたのは上出来だ。」
「偉そうー てか、賭博者のおじさんも来てるんじゃないの?」
「お前を待つ間暇だからパチンコにいくと」
「おーっす!ただいま小娘は来たかー!?」
「もー小娘って言わないでよ。」
「おお!来てたのかほら土産のチョコ三十枚だ」
「わーい!チョコだぁー」
「前よりもずいぶん仲良くなってますね二人とも」
「我が君!お久しぶりです。」
「やっほーボス」
「よぉ大将!」
「ええ、お久しぶりです。皆」
「初めまして~渦旋 環です。」
「そんなに緊張しなくとも大丈夫だよ 今日の食事代は経費で全て落ちるから好きなものを食べなさい。」
「マジかよ!やったぁ!どうせなら高いもの食いまくるぞー」
「お前じゃねぇよ!」
「痛ってぇな六花!」
「ほら、六花、夫婦漫才やってないで自己紹介して」
「夫婦じゃないわよ!……ゴホン、じゃあ改めて私は竜胆 六花だ。それで、こっちが」
「真来だ。名字は青藍。これからよろしく」
「あれ?マリアは?」
「今日は孤児院で用事があるってー。で、どうしたの?環ちゃん、さっきから人の顔ジロジロ見て」
「ケモミミだ………!竜胆さんのは狼の異能なのか」
「惜しかったな。六花は氷狼の祝福を得てるんだ。」
「祝福?前から気になってたんだけど何で私の前だと異能のことを祝福って言うときがあるんだ?」
「え?だってお前の首の刺青ってエルピアス教のマークだろ?マリアにも同じ刺青が入ってるから間違いないはずだ」
「私はエルピアスの信者じゃないぞ。…そうかこのマークって教会のシンボルだったのか」
「えー!マジ? せっかくマリアに色々作法とか習ったのに」




