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Vampire teller  作者: リタ
序章:吸血鬼騒乱編
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始まりの吸血鬼0

【私を殺した吸血鬼】


 街から外れた小高い丘の上にある水族館。むかしこそ賑わっていたようだが、私たち姉妹が引っ越してきた頃にはもう客足も遠のき、アクセスも悪いことからついに潰れてしまったようだ。飼育されていた魚たちがどうなったのかは知らないが、いまは解体も中途半端なままで取り残されている。聞いた噂話では、解体作業時に怪物を見たと錯乱した作業員が数名、怪我をしてしまったことが原因でしばらく工事が見合わせになったようだ。

 私、楠瀬(くすのせ)花月(かづき)は、とある理由でこんな人も寄り付かない廃墟へと足を運んでいた。その理由というのは先ほどの怪物を見たという噂話だ。知人から教えてもらったことによれば、彼女はここにいるらしい。


 彼女に会うために私はここまできた。


 最近、仲間が作ってくれた勝負服を身にまとって、息を整えて歩み始める。勝負服といっても、言葉のままの意味だ。動きやすく、かつ私が能力を使いやすいようにしてくれたもので、一見すればただのスーツだが、防刃防弾仕様だったり、背中には翼を出しても破れずに広げられる工夫があるらしい。このスーツを着て初めての実戦だが、先ほど軽く準備運動してみた感じだと見た目とは裏腹に動きやすかった。

 視界に入ってくる建物は、もともと施設が古びていたこともあったし、解体途中で屋根がなくなっている部分もあって3か月雨ざらしにされていたこともあり、いまにも崩れてしまいそうな心配がある風貌をしている。床タイルはひび割れ、ところどころなくなっているし、内壁がなくコンクリート躯体がむき出しの表面は白く汚れている。やんちゃな人のたまり場にもなっていたのか落書きやごみも散見された。

 妹と来たときの思い出が汚されたようで遺憾ではあるが、仕方ないものだろう。どんな国、都市にも同じようなことはある。むかし過ごしたロンドンでも裏路地のごみ置き場なんかには落書きがあったりしたものだ。

 情報ではここの一番奥、ショーなんかが開かれていたステージに彼女はいるとされている。私は一度きたことはあるものの、道順をすっかり忘れてしまっていたので迷いそうだ。


『マスターの記憶をたどって道順を確認した。案内は任せて』


 相棒の声が響き、私は「ありがとう」と答えて道案内を任せることにした。道すがら、記憶と差異のある施設を見ていると寂しくなってしまう。

 相棒の名前はソフィア、彼女はちょっと特殊だ。私は別に通信機器などは持っていない。いや、スマホはあるが、いまは電源も入っていなかった。それならここにはいない彼女の声がどこから聞こえたのかというと、直接頭に響いたのだ。彼女については私でもよくわからないところも多いので、どういう原理で彼女と会話できているのか知らない。

「ここだね」

『肯定』

 ガラスの扉を開けてショーなどがやっていたそこへ立ち入り、眼前に広がる光景に感嘆してため息を吐いた。

 屋根のないステージが中央にあり、その手前にはすでに水がなくなった深いプール。そしてステージを囲うようにアーチ状の座席が横に並び、手前にくるにつれて映画館のように座面の位置が高くなっている。本来ならスタッフの施設がステージの奥にあるはずなのだろうが、すでに取り壊されたのかなにもなく、ステージの向こう側は星空と海が広がっていた。

 きょうは雲どころか新月のため、星が青々とよく見えている。街はずれでもあるので、街の明かりは遠くに見え、星の明かりを邪魔していない。この景色をもっと推していれば水族館も潰れなかったのではないかと思う。でも、まあ、私が感嘆のため息を吐いたのは、その光景にではない。


 ステージの中央に姿勢良く立つ少女がいる。腰まで長い銀髪を夜風で揺らし、その滑らかな揺らぎは星明かりを反射して輝いている。まぶたを閉じたその表情に感情はないが、それがより彼女の美しさを引き立て、私の視界に入る何よりも魅力的で、妖艶で、鮮やかで、煌びやかで、愛おしかった。


 誰よりも大切な、私の、友達の吸血鬼。


「待たせてごめんね?」

 そう声をかけるも、何も答えない少女は閉じていた目を開いた。紅く紅く輝く、猫のように細長い瞳孔。その艶美な瞳が私の目と合った瞬間、これまでに感じたことのない強大な魔力の込められた視線が、私の脳を焼き切ろうとする。でも、それを許さないのが優秀な相棒だ。

『強い魅了能力が発動している。魔力によって対抗したが、異常なほどの魔力。あの吸血鬼は暴走状態にある』

 瞬時に私のことを守ってくれたソフィアは、目の前の少女の状態を教えてくれる。

「イディアから過剰な魔力を供給され続けていたからかな?」

『肯定。吸血鬼の暴走は、過剰な魔力を発散するために起こる。その状態を維持するだけで魔力の消費が激しいため。少し相手をすれば魔力を消費して落ち着く。……ただし、暴走状態時は吸血衝動が強くなる傾向にある』

 彼女の状態を教えてもらい「なるほど」と納得する。吸血鬼にとって吸血は魔力の回復が主なところだから、消費する魔力を回復しようとしてるのかな?

 ところで、こんな人気のない場所に身を潜めていたのは、暴走で人を襲わないためだろうか。正気を失う前の彼女なら、そうしそうだなと勝手に思いこむ。

「……本当に、長いこと待たせてごめん」

 彼女の苦しみを思うと、心が張り裂けそうになる。私のために運命に抗い、言葉にならない苦痛に耐え続け、暴走しても、人を襲わないようにひとりでいたんだろう。

 彼女は私の言葉には答えずに、口を開けてその鋭い牙で私を威嚇する。魔力操作を行って爪も鋭利に伸ばし、伸ばした爪を血で覆って強化した。蝙蝠のような薄くて広い翼も広げ、星明かりによってできた足元の影からは黒い槍がいくつもそびえ立つ。あの槍は影操作で作り出したのだろう。それにも血が纏わりつくように覆われて強化が施されていた。

 以前にも彼女が戦っているところを見たことあるが、そのときは本気を出して戦っていなかったようだ。それぞれの能力を組み合わせて、ひとつひとつの攻撃手段が必殺であることがソフィアに教えてもらわずともわかる。この勝負服でも、あれらの攻撃には耐えられなさそうだ。

『眷属召喚をされていない、1対1なだけマシ。正直、傷つけずに対応することは不可能』

「そうかもしれないね。でも、傷をつけるつもりはないよ」

『……了承。いつも通り、マスターが一番得意な攻撃で良い』

 一番得意、とは言ってほしくはないものだ。

 私は彼女を傷つけることはしたくない。したくはないのだけど、あの影の槍に対抗するためには武器と防具が必要になる。

 私も魔力を手に集中させて、彼女と同じように爪を鋭利に伸ばす。その手で軽くこぶしを握って、鋭く伸びた爪で自分の手のひらを傷つけた。

 吸血鬼の治癒能力で勝手に傷が治らないように気をつけつつ、にじみ出る血を魔力で操って適量の血を傷口から無理やり引き出した。その血を長く伸びた爪の先から肘まで覆うように操作して強固に形作る。

 ゲームに出てくる武器のような鉤爪とガントレットが合わさった攻守一体の武器。武器とはいってもこの爪を人を傷つけるために向けて振るったことは一度もないけど、影の槍に対抗するには必要なものだと自分を納得させる。私はこういうのをなるべく使いたくないんだけどね。

『マスター。血を適量、服の下に忍ばせて』

 ソフィアからそう言われ、手のひらから出る血をまだ止めないようにしてさらに引き出し、スーツの下に忍ばせる。これの意図はよくわからないけど、私よりも私の能力を把握している相棒に任せておくことにしよう。

 続いて、手に集中していた意識を全身に巡らせて、魔力で筋力強化も行った。全身の魔力を活性化できているので治癒能力もいままで以上に効果を発揮してくれるだろう。しかし、私はまだ魔力操作が下手であるので、筋力強化のために全身の魔力を意識するとガントレットを維持している血液操作が疎かになる。それをフォローしてくれているのはソフィアなので、相棒がいなければ私は本当にできることが少ないなと実感した。

 待ってくれていたのか、たまたまなのか、目の前の少女は私が準備を終えた頃合いで翼を動かして宙に浮く。それと同時に影の槍が私の心臓めがけて7本ほど伸びてきた。私はその影を爪で弾き、折り、切り裂いて対応する。彼女と出会った頃の私ならとっくに死んでいただろうけど、いまは彼女と再会するためにいっぱい特訓をしてきたので、飛んでくる槍に対応するくらいはできる。

 しかしどんなに折り、裂いても、元が影であるためすぐに新しくなって飛んでくる。ひとつひとつをきちんととらえ、的確に対応できている。上から、左から、地面を抜けて下からも槍は来るが、正確に心臓を狙っているので対処は容易だった。槍の後ろに別の槍を潜ませて私の死角を突こうとしてくるが、ソフィアがそれを教えてくれるのでどうにか対処できる。私に見えていないことまで見えているのはなぜなのか、いまだに教えてくれない。

『マスター、上!』

 私はソフィアの声に反応して、上を見上げずに右腕で防御姿勢を取る。血でできた防具とは思えない金属がぶつかりあったような甲高い音が響き、知らぬ間に私の真上にいた彼女の爪と私のガントレットがぶつかりあったのだ。

「――――っ!?」

 彼女の攻撃を完璧に弾いて、空を飛ぶ彼女と距離を取るが、なにやら腕の感覚に違和感を覚える。その違和感が何なのかはソフィアに聞かずとも、すぐ目の前に答えが落ちていた。


 血まみれの腕がステージの床に転がり落ちていた。


 私の右腕が肘より少し先からざっくりと斬れてなくなっている。

『マスター、任せて』

 逡巡の間もなく落ち着いたソフィアの声が響き、斬り落とされた傷口から溢れ出る血が形作り、腕が再生される。拳を握って開いてを数度繰り返して感覚が戻り違和感もないことを確認した。

「……私ちゃんと防御してたよね?」

『相手の方が強いということ。これ以上血を強固にはできないから、あの攻撃は受けるのではなく避けることにした方が良い』

 ソフィアはそう言うが、槍を対応している最中に死角から飛んでくる攻撃に受ける以外の対応が私にはできそうにない。わかっていてもとっさに手が出てしまうので、意識的に避けられないのだ。

 その後も3度同じように腕を飛ばされ、その度にソフィアが再生させてくれる。しかし、このままでは私の魔力も血も足りなくなってしまう。

 しかも私は防御ばかりで一度も攻撃のチャンスがきていない。私の攻撃手段は特殊で、目を合わせないといけないのだが、彼女はずっと空を飛んでいて目を合わせることができていない。

「もうひとつの方法のが良いかな?」

『否定。音が分散してしまって効果が薄くなる』

 私の提案はしっかり否定されてしまう。でもこのままではジリ貧なので、仕方ないが、私は奥の手のひとつを取り出すことにした。

 左手で防御をしながら、右手のガントレットを外し、爪を縮めて胸ポケットから小さな血液パックを取り出す。歯で封を切り血を一気に飲み込んだ。血を取り入れたことで足りなくなりそうだった魔力が補填され、さらに筋力強化が強固になったのを感じた。

 私が魔力を補充したのに気付いたのか、彼女は攻撃手段を変えた。影の槍は空を飛ぶ彼女の影から飛んできていたが、それに加えてまったく別の方向からも影の槍が飛んでくるようになった。どういう原理なのかわからないけど、多方から飛んでくる槍の対処に必死だ。その間に爪でも攻撃をしてくるので、槍の対処ができなくなってきた。

 目の前の攻撃に対処していると背後で金属音が響く。半分だけ振り返って何があったか確認すると、スーツの下に隠していた血をソフィアが操作して、盾を作って私が対応できなかった槍を防いでくれたようだ。

『多方向からの攻撃の正体は、影で影を作って、その影から槍を飛ばしている』

 見上げてみると、彼女は手から蜘蛛の巣のように影を伸ばしている。ステージ上を覆う影の蜘蛛の巣は星明りを遮って、ステージの至るところに影を作り出していた。……いや、影で影を作るってどういうことなの?

『とにかく、攻撃の手が増えた分、魔力の消費も激しくなった。もう少し耐えればチャンスが来る。がんばって、マスター!』

 ソフィアの激励に気合を入れなおし、増える槍をひとつひとつ集中して捉え、爪で弾く、折る、引き裂く。右からきたものを落とした次の瞬間には後方から飛んでくる。それを振り向き様に左腕で弾いたのと同時にまた後方でソフィアの盾が槍を2本防ぐ。次の瞬間には上から飛来した爪を飛び退いて避け、着地と同時に3方から飛んでくる槍も対処する。1本が脚に当たり、勢いのまま太ももから下が千切れ飛ぶが瞬時にソフィアが治癒して問題なく対処を続ける。

『マスター、血が足りない』

 確かに少し視界がかすれることに気付く。左手の爪と武器を解除して、またポケットから血液パックを取り出した。血を飲み込んで魔力の補填を感じ取る。視界がクリアになり、先ほどよりも動体視力が向上した気がする。

 回復したのと同時に、銀髪の少女は空から地面に降りて翼を解除した。槍の猛攻も止まり、彼女はゆっくりと私に向かって歩いてくる。おそらくこのまま続けても魔力を消費するだけだと判断し、戦い方を変えるのだろう。

 近付いてくる彼女の爪は、血だけではなく影でも強化されて凶悪な魔力を放っている。

『避けることに専念して』

 もちろんそのつもりだし、やっとチャンスが来たと興奮した。

 彼女の爪での攻撃をスレスレで避ける。仲間から教えてもらっている体術や、以前見た仲間の剣術と比べれば、彼女の攻撃は素人の体捌きだ。

 なんて偉そうに考えているけど、そういう私も見えているだけで、彼女の攻撃を完璧に対処できるほど体術を習得出来ていないので、時々掠って皮膚が裂ける。血を補充していなければとっくにバラバラになっていただろう。

 私は攻撃を避けながら血液操作を完全に解除して、魔力操作と筋力強化に集中する。ガントレットでは彼女の攻撃を止められないし、それなら魔力を別のところに回した方が良いと判断した。それにここまで近付いてくれればあの攻撃ができる。

 戦いながら眼に魔力集める。タイミングは間違えてはいけない。

 彼女が私の心臓を貫こうと攻撃を繰り出してくる。

 やっと、彼女と目が合う瞬間がきた。眼に集まった魔力を視線に乗せるイメージで、彼女へと放つ。


「――――っ!!」


 私の眼から彼女の眼へ魔力が届き、彼女の攻撃の手が緩む。効果が出ているのか魔力が乱れ、血液操作と影操作が解除された。

 私の最大の攻撃手法は、魅了能力だ。効果が出ているならと、さらに魔力を込めて視線を送る。相手の無意識へ働きかけるように、この想いを込めるイメージも忘れずに。

「あああああ!!!!」

 獣のように叫ぶ彼女の耳あたりが良い低音が私の脳に響く。魔力がこもっているその発声が脳に届き、一瞬だけ動きが鈍ってしまった。その隙を狙い、彼女の爪が私の心臓を突き刺した。心臓が裂け、私の胸元から血が溢れ多量に流れる。

『マスター!?』

 気を失いかけたけど、ソフィアの焦る声でギリギリ意識を保つことができた。

 私の胸を貫いた彼女は、蝙蝠の翼をまた広げながら腕を引き抜き始める。せっかく魅了能力が通ったというのにまた距離を置かれたりしたら振り出しだ。いや、最悪の場合は飛んで逃げてしまうかもしれない。そう思うのと同時に彼女の腕をつかみ、腕を胸から引き抜けないように抑え込む。

 彼女は掴まれた腕を無茶苦茶に振るおうとするので傷口がどんどん広がる。背中が爪で引っかかれる感覚を感じて背中まで腕が貫通していることに気付き、それならいっそのことと思いついて、彼女に抱き着いた。胸を貫ている腕とは逆の腕ごと抱きしめたので、完全に彼女の攻撃を抑えることができた。このチャンスを逃すわけにはいかない。

 血が無駄に流れ出ないように血液操作を行いながら、胸の傷が広がりすぎないように治癒能力も全力で働いている。振りほどかれないように筋力強化もして抱きしめているので、どんどん魔力が消費されて足りなくなりそうだ。でも最後の血液パックを取り出すには両手が塞がっている。

「ソフィア、実体化して!」

『――――了承!』

 残り少ない魔力をすべて使ってソフィアが光の中から実体化して現れる。魔力がなくなって気絶する前に、ソフィアがポケットから血液パックを取り出して、私の口へ血を流し込んでくれる。いままで以上に魔力が回復、いや、回復どころか体の奥底から溢れ出るほど魔力が満ちるのを感じて意識を保てた。

 しっかり魔力を補填した私は、彼女を抑え込む筋力強化以外のほぼすべての魔力を眼に集中させた。暴れる彼女としっかりと眼を合わせて、とにかく彼女を大切に想う気持ちを込めて魅了能力を発動させた。


「――――本当に時間かかってごめんね?」


 魅了能力を受けて暴れていた彼女は動きを止め、声を押し殺すように微かなうめき声を漏らす。なるべくやさしく、残った魔力を喉に込めて言葉をかけた。


「絶対にどうにかするから」


 ソフィアに効果が薄いと言われたけど、ここまで近付けばきっと届くと思い、声にも魅了能力を込めて語りかける。


「運命になんて負けないよ」




「お願い、落ち着いて……アリス!!」




 魅了の効果で彼女、アリスを催眠状態にする。アリスは目を閉じて、力なく私に体重を預けた。

「なんとか、なった……かな……?」

 寝息を立て始めたアリスは、暴走状態も安定しているようだ。胸から腕を引き抜いて、アリスを近くの座席へ連れて行って寝かせた。

『マスター、まだ終わってない』

「そうだね。まだ、運命はなにも変わってないから」

 彼女の懐に入っていた【イディアの書】を取り出してアリスの側の座席に置いた。厚さのある古びたその本は印象的な刺繍が表紙に描いてあり、その刺繍を隠すように血にまみれた両手を重ねて、集中する。

「待っててね。アリス」

 私を殺した、愛しい私の友人。


 ――――私は絶対に、【許さない】。



 Vampire Teller

 これは、私を殺した吸血鬼の友人を、殺すことから始まる私の物語。



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