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第22話 「お。それは、いい魔法だ」


 

 私は、とりあえず2人に会った。王立学園天賦の才能四選の4人の内残っているのはあと2人だ。


 「あと、2人ってどんな人なんだ?」


 私は、ユウタロみたいな脳筋に会わないためにも残り2人の情報についてアイリーンに聞く。


 「あと2人ですか……。そうですね、1人はメイシェンっていう女の子です。彼女は、自然魔法の使い手です。あっ、自然魔法というのは木を生やしたり、花を咲かせたりするような魔法です。農作物も生やすことができますよ」


 「お。それは、いい魔法だ」


 この国の問題については国王からいくつか聞いていた。

 その中の1つに食糧問題があった。

 この王国の面積は大きいが荒野が多かったり、森が多かったりと平地が少なく農業には向いていない土地であった。

 だからこそ、農作物を作り出すことができる魔法はかなり貴重なものだ。使える人もかなり少ないらしい。私はこのことを国王から聞いていた。その魔法のことを自然魔法だということは今アイリーンから聞いて初めて知ったのだが。


 「それともう1人は、シューという男です。彼は、この学院でもっとも頭がよく秀才と呼ばれている人物です。この学院にあるすべての本を読み終えているともいわれており、論理的な推理が得意であり、またいろいろなことから未来を予測することができる。そんな人物ですよ」


 なるほど、シューという男にはかなりの人物だそうだ。

 私はシューという男にかなり興味を持った。

 シューという人物ならば政治家に向いている。そのように思えた。


 「とりあえず、シューに会いたい」


 私はアイリーンにシューがどこにいるのか、そして会いたい旨を伝える。

 

 「いいですけど……どこにいるかな?」


 アイリーンは居場所に心当たりがないようだ。


 「わからないのか?」


 「多分、図書館かそのあたりかとは思うのですけど自信がないので」


 「とりあえず、図書館に案内してもらえるか?」


 私は、アイリーンに頼む。


 「ええ、いいですよ」


 そう言い、私はアイリーンに図書館まで案内を頼む、図書館へと向かうのであった。


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