第13話 「ええ、4人です。別名王立学園天賦の才能四選です」
連続投稿13日目。
アイリーンが私の秘書になった。
ただ、魔法の勉強をすることを続けることを認めたので一日中私の秘書をするわけではない。学園で授業がないときは、私の秘書をしてもらう。そういった約束をした。
「ところで、アイリーン。この学園で最も優秀な人って誰だかわかるか?」
私は、どんな意味で優秀か聞かずにとりあえず、この学園で一番優秀な人が誰なのか聞くことにする。
「そ、そうですね。この学園で優秀と言われている人物は4人います」
「4人?」
「ええ、4人です。別名王立学園天賦の才能四選です」
そ、そこは四天王ではないのだろうか。
名前がダサい。そんなことを言っても意味がないか。私も若者文化が本当によくわからないものだ。これが、世間では格好いいというやつなのか。
「そ、その天賦の才能四選はどんな天才なんだ?」
私は、どんな天才なのか聞く。
「ええ、でも、話すよりも見たほうがいいかもしれませんよ。ねえ、ルルはどこにいるか知っている?」
「ルールラのこと? だったら、研究室に引きこもっているんじゃないの?」
どうやら四選の1人目はルールラという人物らしい。
その人物は研究室にいるみたいだ。
研究室。すなわち、科学者とか研究者とかそういった意味での天才なのだろうか。何か発明とかができる、そんな人物なのだろうか。
「どんな研究をしているのか?」
「……」
アイリーンは目を私からそらした。これって何かまずいことなんじゃないだろうか。怪しい。ルールラという人物がどうも変人っぽいにおいがする。
「なぜ、目をそらしたんだ?」
「いいえ」
否定してきたが、絶対に目をそらしている。
「とりあえず、ルールラのいる場所に案内してくれ」
「……はい」
嫌な予感しかしないが、とりあえず合わなければどうにもならない。私は研究室へ向かうことにする。




