第四話
第四話です。
そろそろかわいい女の子の一人でも出したいですねぇ…...( = =) トオイメ目
「このたびは本当にありがとうございました。
さっきお話しした宿は、大通りをまっすぐ行って二つ目の曲がり角を右に、
冒険者ギルドは左に行ったところになります。」
「こちらこそありがとうございました。」
「もし奴隷がほしいときは是非ベル商店へ、安くしますよ。」
そういって店の宣伝も忘れずライラさんは笑顔で俺たちを送り出してくれた。
「さて、とりあえず宿だな。」
「…そうだな。」
「どうしたよヤマト、お前らしくない辛気臭いツラして。」
「いや…宿で話そう、長くなるかもしれない。」
「そうかい。」
…どうせ奴隷のことなんだろうなぁと思いつつも俺たちは宿へ向かった。
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「いらっしゃい、お二人さんかい?」
「はい、二人部屋の5泊でお願いします。」
「一人一泊100Gね」
どうやら金はタブレットから自動的に引かれるらしい、とても便利なシステムだ。
「ハイ毎度あり。これ鍵ね、二階に上がってそこに書いてある鍵番号の部屋に入ってね。」
「ありがとうございます。」
「朝食と夕食を10Gで追加できるけどどうする?」
「それもお願いします。いこうぜヤマト。」
「ああ。」
そしてベッドに腰かけた俺はとりあえずヤマトの話を聞くことにした。
「で、何をそんなに悩んでるんだお前は。」
「さっき話してもらった奴隷のことだよ。」
「だろうな、で?お前はどうしたいんだ?
まさか全奴隷を開放しようだなんて考えてないよな。」
「…奴隷には奴隷の事情があるはずさ、
でも、犯罪者から奴隷になったとかならまだしも、
俺にはかわいそうな奴隷を見捨てるなんてできない!」
「お前ならそういうと思った、が、それとこれとは話が別だろう。
この世界ではこれが法であり、常識なんだ。俺たちのようなイレギュラーが壊していいもんじゃない。」
「でも…」
まったく、どうしようもないお人よしだな、こいつは。
「なら、お前が目にして救いたい、どうにかしたいと思ったやつがいたらそいつを助ければいい。
すべてを助けようとするのはお前の長所であり短所だ、捨てずに制御できるようになれよ。」
「そうか…そうだよな。わかったよ。」
「じゃあ、明日の予定を確認しよう今日はもう遅い。」
気が付けば日は沈みかけ、夕日がまぶしい時間になっていた。
にしても、今日は本当に疲れた。明日のことを決めたらひと眠りしよう。
そう決めて俺たちは俺たちのこれからについて、これからの異世界生活について話し始めた。
四話でした
今回は内容が薄かったかな。