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第十五話

今回ちょっと短いかな?

そんなこんなで、日が明けたのでギルドのほうへ向かうとする。二人と一緒に行くっていう選択肢もあったのだが、まだ慣れてない魔法をぶっ放すわそもそも俺の武器が広範囲型のサイズっていうのもあって一人で行くことにした。

さて、いろいろとあるが…『ニードルリザードの群れの掃討』をすることにする。ニードルリザードは中型犬サイズのトカゲで、しっぽに強力なとげがあるモンスターだそうだが素早いので複数体に囲まれると厄介。とのこと。

スピード、数は俺にとっては大した問題ではないので割のいい仕事だろう。



ニードルリザードの群生地についたので、いろいろと試してみよう。

まずは魔力を展開し、森一帯を俺の魔法の支配下に置いて索敵。


(ニードルリザードがおおよそ一キロ圏内に三十か…)


次はニードルリザードのみを狙って俺の周りに配置。

最後にサイズを取り出して…一振り。


「…はぁっ!!」


突然の環境変化に驚いたリザードたちがうろたえているところをまとめて一薙ぎである。多少は逃がすかと思ったのだが、うまいこと言ってしまった…。依頼としてはいいのかもしれんが実験が不十分だなこれは。

討伐確認用にしっぽを四次元ポケットにしまっておこう…町に入るタイミングで出せば魔法的な意味では目立たないだろう。




というわけでもう一狩りいこうぜ!ってことでまたいくらか歩いたところでまた群れを見つけたので何匹かを収集。この時点で倒せるのだが今度は時間の流れを遅らせてみる…


(おおっ…なんか生き物がゆっくりだと余計に実感が湧くなぁ。)


と、ゆっくり感傷に浸った後でも余裕で間に合うタイミングで一気に討伐完了。向こうから見たら俺が早くなってるんだろうかね、どうでもいいけど。




その後も何か起こることもなく順調に狩って気が付いたら百体近くを狩っていた。さすがにやり過ぎたか?とか思ったが今この街にはヤマトとかいうさらに目立つ奴がいるからそんなにも目立たないだろう。

最後にあらかじめ町の入り口に開いておいたワープゲートに今俺のいる場所をつなげてくぐってみる…よし、上手いこと移動できたか。


しっぽを取り出してギルドに持ってくと、


「…これは全部ひとりで集められたんですか?」

「まぁ、そうですね。」

「ヤマトさんといいトキタダさんといい…一人で何人分の力を持ってるんですか…。」

「…なんか申し訳ないっス」

「あぁ!いや、いいんですよ。優秀な冒険者のいるギルドには信用が集まりますから。じゃあ、ニードルリザード十匹で100Gなので合計1000Gになります。」

「ありがとうございます。」


思ったより稼げるなぁリザード、まぁ命がけで十匹倒して一万円って考えると妥当なのかもしれないけどね。


さて、飯の材料を買って帰りますかね。

そろそろ新しい娘を出したいですねぇ。

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