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第八話 テラクリスタルドラゴン後編

前回のあらすじ

テラクリスタルドラゴンに苦戦した

脅威は一応なくなったので、テラクリスタルドラゴンについてまとめておこう


 名前 テラクリスタルドラゴン

 構成物質 不明 おそらく何らかの金属

 大きさ 推定16m

 重さ 推定200トン

 攻撃方法 体当たり その他がある可能性あり

 特長 聴覚、嗅覚がないと思われる。


 こんなものか。

 確か特技はなぜかわからないが使えたな。あとマントが使えるということは付与された効果も使えるということだ。

 

 あ、そういえば骨折れてたんだった。回復しとこ


 今俺の手持ちで武器になりそうなのはボールペンだけだ。

 親から唯一買ってもらったものだがインクも切れかけていたし捨てようかと思っていたんだ。どうせなら最期まで俺の役に立ってもらおう。


 『付与 GRAVITA』


 俺のボールペンに光が集まり500倍までの重力を任意で操れる最恐のボールペンができた。


 服にもかけとこ


 『付与 ハイヒール』

 

 永続的に傷の回復をしてくれる服の完成だ


 最後に一つ思い付きだが...


 『付与 ギアス』


 俺の右目に光が集まり急に爆発した。

 俺はあまりの痛みに気を失った。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 ここは魔王城。

 いや魔王城跡といったほうがいいだろうか。

 勇者たちが攻め入って2日、それが現魔界最強の魔王が稼げた時間だ。

 「おいおい、これが魔王の力かよ、弱すぎて話になんねぇぜ」

 「翔、俺はお前が強くなりすぎたせいだ、ほかの連中を見てみろ、死人はいないがけが人ばかりだ」

 「そうゆうお前こそむきずじゃねぇかよ、天空、あとついでに穂乃果もな」

 「私はケガしてる人たちの治療をしてただけだから」

 「まぁ、さっさと魔王ぶっ殺して帝国に帰ろうぜ、なんでも皇帝が元の世界に返す以外なら例外なく願い叶えてくれるって話だし」

 「それはどうでもいいけど俺は戦いとは無縁の生活が送りたいな」

 「わたしもいっしょにね」

 「まぁ、そういうわけだ、いっちょ頼むぜ、信二」

 「わかった」


 信二は召喚された中で2番目、湊を抜くとダントツで強い、そのスキルは...

 『生命創造...グラニエル』


 GOD・MAGICの一つである魔法を生きた生命体10体の生贄が必要にせよ使えるのだ、強いにきまってる。

 今回は魔族を使ったようだ、時間制限もあるようなのでこれで最後らしい。

 黄土色の飛龍、グラニエルに込められた力は一つ、大規模重力反転

 魔王場付近が浮き上がり昇って行った。そのまま熱圏に突入し燃え尽きていった。

 「よっしゃー、帰るぞー」

 「「「おぉ」」」

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


 気が付くと右目に視力がもどていた。ギアスをてに入れることに成功したかわからないがまぁ視力が戻ってよかった。

 いざ再戦テラクリスタルドラゴン


 出会ってしょっぱなクリスタル化のブレスをはかれた。俺は状態異常無効なためなんともないが、フリードがクリスタルになってしまった。

 ただ死んでしまったわけではないらしく、ドラゴンの位置情報は常に送られてくる。動けなくなるだけのようだ。


 俺がやることはただ一つ、位置が特定で来たらボールペンをノックするだけ、すると100倍の重力を浴びてひしゃげることになる。いまのテラマテリアルドラゴンみたいにね。


 100倍で十分だったか、倒してもフリードが治らないということは永続効果かな?

 しばらくすると体に力が戻ってきた。どうやらフロアのボスを倒すと魔法が使えるようになるらしい。


 俺がクリスタルの塊に近づくと

 『水晶龍の水晶、水晶龍の水晶袋、水晶龍の硬玉を入手しました』

 さっそく鑑定

 水晶龍の水晶...伝説級 光を反射するため不可視、硬さと質量はおりがみ付き

 水晶龍の水晶袋...伝説級 触れた相手をクリスタルに変える能力を持つブレスが出てくる、100分の1に薄めて使うとあらゆる状態異常を治す薬になる。

 水晶龍の硬玉...伝説級 テラクリスタルドラゴンの中で一番重く希少、重さは80トン、???に使用


 またすごいな、フリードも治せるみたいだし、少し休憩して先に進もう

誤字、脱字、こうしたほうがいい等の意見などございましたらコメントにて教えていただけると幸いです。

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