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第七話 テラクリスタルドラゴン前編

前回のあらすじ

キメラを作った

 俺自身にできることはない。

 魔法が使えれば空間全体を10000度まで上げて溶かすことや、空間魔法を使うことで真空にして窒息させること、重力魔法を使って圧死させることなど色々あるが、魔法があれば意味はない。

 幸いキメラ(ここからフリードと呼ぼう)には、気配察知の能力があるため大まかにだが場所がわかる。これで機械とか言われて稼働音が一切しなければ死ねるね。


 「フリード、相手の場所はリアルタイムで俺の脳内に直接送ってくれ、空白があっても構わないからな」

 俺がそういうと即座に誤差3m以内の大まかな敵の場所が送られてきた。

 とりあえずこぶしを叩き込むしかないかな...

 俺は大きくこぶしを振りかぶり自分のステータスの速さを信じてパンチを使った。


 さながら北斗百〇拳だ。


 ....いてぇ、すごく痛い、折れるかと思った。何とか少し破片が飛んだけどほとんどノーダメージ。人間でいう蚊に血を吸われたようなものかな。

 硬すぎ、約1億の攻撃力を全力で使ってこれだよ。こいつ討伐方法在るの?


 しばらく手の回復と龍の観察を指定たが、気づいたことがある。

 こいつ...すごくノロい。俺が攻撃してから体感30分経ったが、攻撃してきたのは2回のみ、回数が少ない。

 まぁ、今までの中で一番重い攻撃だったけどね。

 推定200トンぐらいの体を使って体当たりだよ、ここは狭いからよけられない。物理を防ぐ障壁があって助かったけど、壁まで吹き飛ばされて骨何本か折れちゃったし。

 どうやら視覚、聴覚、嗅覚が著しく退化しているようだ。

 まぁ横を通り抜けようとしても龍がでかくてぶつかって圧殺されちゃうんだけどねww


 物理も不能、魔法はもともと使えない、何もしなければそのうち死ぬ。

 こえは、ほんとに難敵だ。

 考えろ湊、このままじゃ死ぬぞ?、翔を見下して復讐るんじゃなかったのか。それでも学力カンストかよ。

 ...ん、学力カンスト?...もしかしたら...やっぱり特技は使える。魔法じゃないタクティクスなら何かいい方法が浮かぶんじゃないか?

 『タクティクス テラクリスタルドラゴンに関するデータをサーチ、条件に魔法使用不可をプラス、条件に獲物(武器)未所持をプラス...ロード、完了』

 ...あった2件

 1.およそ600年前時の最強パーティで迷宮を探索時に遭遇、僧侶、龍戦士の犠牲もあったがかろうじて次層へ、討伐はせず。

 方法、魔法も使えないパーティーは僧侶が自らおとりをやると言い出しそこにこの中で一番の防御力を誇る龍戦士も便乗、残りのメンバーが穴を掘り、5回目の攻撃の時龍戦士が死亡と同時に穴が完成、僧侶が自ら中に入り龍がその上に乗っかり、僧侶は圧死、龍は自重でしばらく行動不能に陥り勇者たちは先に進んだ。


 2.この層から先は魔法が使えない代わりに前の層に戻ることができるので体勢を立て直しもう一度攻略する。なお、次層より休憩エリアが設置されるためそこで魔法の使用が可能。


 人数がいれば1も可能だろうがここは2を選択しよう。

 それにしても1すごかったな、壮大な歴史を見てしまった。泣けてきた。


 そんなことは置いといて龍を倒すめどがったったんだ。一度たてなおし、屠ってやるぜ。

 

誤字、脱字、こうしたほうがいい等の意見がありましたらコメントにてください

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