第五話 また裏切られる
前回のあらすじ
村長を助ける
翔たちを探しに結界の外に出たのはいいがあいつらいないな...しょうがないから探知してみるか.....いたいた、あ、そこ古龍の祠じゃんランクS+じゃん、あいつら、死ぬじゃん、めんどくさいけど走るか。
『我が足に宿れ、風の精霊 エアーブーツ』
これで穂乃果も普通の5倍の速さで走れる。
「行くぞ穂乃果、こっちだ」
「何で分かるの?」
「直感だ、早くしないと危険な気がする」
「信じるからね」
俺と穂乃果は走って古龍の祠まで行った。
古龍の祠の入り口では、傷ついた翔たちがいた。
「ぅぅぅ」
「湊君、翔君たちに回復魔法を...」
俺は本当はMPに余裕があった(むしろあまっていた)が
「さっきの移動でMPが...」
「そんな...私は瀕死の人を助けることなんてできないのに」
俺はあまりにも穂乃果の悲痛そうな表情がかわいそうに見えたため弱い範囲回復魔法と結界魔法を無詠唱で使った。
しばらくすると翔たちが目覚めて
「この先には古龍がいる、レベルアップした俺達でも傷一つつけれなかった」
それはS+だから、いくら魔王を簡単に倒せると言ってもS+だから
穂乃果は翔たちを回復させると翔が
「ここで少し持ちこたえてくれ、俺もすぐ援護する」
と少しデジャブなことを言ってきたが信じて
「分かった」
と言って前を向いた直後背後から地響きがして俺は閉じ込められた。
そうですか、分かってたよ、でも信じたかったんだ。もういい、信じない、ここから出て、あいつら後悔させてやる。
と思っていると後ろから古龍のブレスにさらされた。
マントが防いでくれたから無傷だけど、いいだろう、こいつでストレス解消してやんよ。
『Gravity』
発動とともに古龍はつぶれて屍となった。
GOD・MAGICの一つ重力魔法で古龍の下だけ通常の1000倍の重力をかけただけだ。
素材も残らなかったけど。
数瞬遅れて光のエフェクトが起きたが今回のは少し違って俺の周りを回りだしそこで俺の意識は途絶えた。
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所変わって帝国の勇者達その中に一人湊の幼馴染で唯一の親友天空は湊と穂乃果をことを心配していた。《あいつら、帝国に召喚されなかったけど大丈夫だよな?》
天空のスキルは重力操作と瞬間転移勇者の中で3番目ぐらいに強いスキルもちだ。
天空は頭はあまりよくないが、スポーツ万能、スタイル抜群で、剣道で3年連続インターハイ優勝という輝かしい成績の持ち主だ。ちなみに穂乃果と付き合っている。
天空は穂乃果たちとコンタクトをとりたいと思って転移魔法で移動することにした。
『転移 穂乃果』
気がつくとそこには穂乃果がいて思わず抱き合い、翔達を一瞥してから穂乃果から湊が行方不明だということが知らされた。
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