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第十二話 ケルベロス 前編

短くてすいません

前編、中編、後編に分けるつもりです。


前回のあらすじ

ギガスをやつけた

 第55層、ここは地獄だ。

 比喩なしで地獄だ。だって...

 モンスターはアンデット系ばかりだし、前の世界で見た大罪人が拷問されてるし、挙句の果てに今目の前にいるのは一人の女性とケルベロスと思われる怪物だし。

 

 あ、彰晃だ、あっちにはビン・ラディンも、ま、いいか。


 このケルベロス、普通じゃない。読者の皆さんはケルベロスと言ったら某魔法使い物語、一作目の黒くて大きくて頭が3つある犬を思い浮かべることだろう。

 しかしこのケルベロス、顔が50個もある。しかも鳴き声が「グルゥゥ」じゃ無くて「キィーン」と青銅を引っかいたような音でなくのだ。うるさくてたまらない。

 この前にいる女性はペルセポネかな?それなりに美しいと思う。

 と思っていると女性が

 「私の名前は彩乃、この層の全権代理人よ。ここのフロアボスは原初のケルベロス、ケルベロス・オリジンとでも呼びましょうか」

 「俺は湊、名前と感じからして話が通じると見ていいのかな?」

 「通じはするけど下の層に降りるにはこのルーを倒さなきゃダメよ?」


 ルーっていうのか。


 「じゃあ、ちゃっちゃとたおしますか」

 俺はケルベロスに関する情報を探していた。

 確か歌を歌うと眠ってしまう。これくらいしか浮かばないな。

 物理攻撃は効かないと踏んでいいだろう。

 なにしろ神話の中の動物だ。傷一つ作れないに決まってる。

 魔法は相変わらず使えない。

 だが俺達にはある大きな欠点がある。

 それは......音痴だということだ。前の世界ではほとんど歌ってない。だから歌えない。

 まずい、これは、つんだかな?


 

誤字、脱字、こうした方が良い等の意見などございましたらコメントにて教えてくださるとうれしいです。

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