十三夜
[前回の話]
お祭はいろいろ
[今回の話]
これはお祭ってわけではないですが……
今日10月23日は十三夜。言葉としては知っていましたがただそれだけで実はただの月夜くらいにしか知らなかったんですよね。
これは旧暦9月13日の夜、秋の収穫に対し感謝をする行事のことだったようで、中秋の名月十五夜の約一月後に行われることから後の月とも呼ばれるそうです。う~ん、これも一応は祭りってことになるのでしょうか。祀り奉る概念の行事なわけですし。その対象は日本だけに月読尊なのかな?
由来は……不明です。十五夜の方は中国の故事に由来するというは判っているみたいなのですけどね。なお一応は平安時代の『躬恒集』に醍醐天皇が観月の宴を催し詩歌を楽しんだのが始まりである等の説はあるようです。平安時代後期の『中右記』には寛平法皇(出家後の宇多天皇) が月見の宴にて「今夜名月無雙」(今夜の名月に並ぶもの無し)と詩を呼んだという話もあり、取り敢えずはこんな古くから続く行事だったと判る程度。ちょっと残念。
そんな行事のお供え物は秋の収穫物である栗や大豆。そのため十三夜は栗名月や豆名月と呼ばれることも。芒を始めとした秋の七草の飾りに添えて供えます。
もちろんお団子のお供えもあり、その数は15個。十五夜の15個同様にゴロでしょうか。下段9個、上段4個の二段重ねとなるそうです。
ところでこの十三夜、十五夜とセットで行うもののようで、一方だけでは片見月ということで縁起が悪いとされているようです。形見に通じるということなのかな?
ということで今年十五夜をスルーした私としては十三夜の方もスルーですね。(笑)
因みに旧暦10月10日の十日夜というものもあり三つとも行うと縁起がよいとされているそうで今年は11月18日らしいです。




