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あの悪女の妹?!

はじめましての方ははじめまして!

椎津NARUと申します!

素人の小説ですので意味不明な部分も多々あると思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。


その日、私は死んだ。

不治の病だった。

治らないと知ってから父も母も私の好きなものをたくさん買ってくれた。

いろんな本読めて結構楽しかったなぁ

そういえばまだ読み終わってない本あったっけ、、

あれは確か、、、、




―――ナーダ

誰、、誰を呼んでいるの?、、私?

―――ナーダ!

違うよ、私はナーダじゃない

だってナーダは、、、あの本の、、、

「ナーダ!」

突然の耳元で聞こえる大きな声に私はびっくりして目を開けた。

ゆっくり声のほうを向くと黒髪の男性が私を見つめていた。

「おとう、、さま?」

「よかった、目を覚まして、、本当に」

私が父と呼んだその人は涙目になりながらも問いかけた。

「どこか痛むところはないか?ナーダが倒れたと聞いたときは肝が冷えたよ、、

医者はなんともないと言っていたが何かあれば言うんだぞ」

―――どっか痛いとこあるか?無理せず言えよ。、、そうだ好きなものを買ってやろう、

何がいい?―――

あぁ、お父さんもこんなふうに言ってくれたなぁ。

私は父といったこの人の言葉を懐かしく思った。

そして一瞬時が止まったような感覚になった。

(、、、父?あれ、、私さっきこの人のことお父様って言ったよね?いや、この人お父さんじゃない、、というか私死んだと思うんだけど、、、)

考えれば考えるほど頭がグラグラする。

どんどん顔色が悪くなっていく私を見て彼は使用人に医者を呼ばせた。

---------------------------------

再び医者の診断を受けたが何もなかった。

ストレスで倒れたのではないかと言っていて、お父様は私をものすごく心配していた。

徐々に冷静になった私はいろいろと思い出すことができていた。

多分いや、きっとここは小説『花咲く姫様』の世界。そして私は物語最大の悪役、メリア・シアリーの妹、ナーダ・シアリーに転生したのだ。

「ナーダ、本当に大丈夫か?」

この人はナーダの父、セルト・シアリー。

この国の伯爵という立場である。

「えぇ、大丈夫です。お父様」

「それならいいが、、あぁ、そうだ。メリアがとてもお前を心配していたぞ。後でここへ来るだろう。」

へぇ、、悪女でも妹を心配するんだ。思っていた悪女像と違い少し驚いた。

「それじゃあ、私はもう行くが安静にしておくんだぞ」

「はい、お父様」

私が少し微笑んで返答すると、父も同じように微笑んで部屋を出て行った。

さて、これからどうするべきか。たしか物語でナーダの登場回数は少なかったはず、、。

あまり情報もないし、よくアニメである回避するべきフラグもない。

そういえば、メリアの過去は知らないな、、だからナーダをあまり見なかったのだろう。

なんて物語を思い出しながら考えていると、コンコンとドアをたたく音がした。

[ナーダ、入ってもいい?」

少し幼いような声、お母さまではないし、敬語でないあたりメイドでもないだろう。

ということは、、。

「はい、お姉さま」

ガチャッと音がして部屋に入ってきたのはやはりお姉さまだった。

「ナーダ、倒れたと聞いて驚いたわ!もう大丈夫なの?」

この人がメリア・シアリー。後にこの国の頂点に立ち、国を崩壊寸前まで追い込み主人公たちによって殺される。

にしても、、幼少期のメリアを見るのは初めてだなぁ。

黒髪のサイドテールにアクアマリンのように青くきれいな瞳。

そして私を心配してくれているのが見てわかる表情。この先、この人が悪女になるだなんて初見では到底思えないのでは?

なんて見入っているとお姉さまはどうしたの?と顔を傾けた。

「何でもありません、お姉さま来てくださったのですね」

「当然よ!かわいい妹が倒れたなんて聞いて駆けつけないわけがないでしょう?」

そう言ってお姉さまはベットのそばにあった椅子に腰を下ろした。

「でも本当に大丈夫なの?」

「はい、もう平気です!」

ならよかった、とお姉さまは微笑んだ。

私は不思議に思う。こんなにも優しく、理想の姉であるのに。

まるで聖女のような人なのに。

なぜ悪女になってしまったのだろう。

私は知りたい。その理由を。














いかがでしたか?

誤字脱字あればすみません!

ご感想お待ちしております!

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