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08.パーティーにて 表/裏


 記憶の私が初めて社交界に出たのは、十歳、守護召喚を終えた後の頃だったか。


 当時も箱入り娘として紹介され、これまでほとんど人前に出されなかった私は、沢山の大人の前で固まってしまった。

 緊張で頭がくらくらするような、世界が回るような――助けを求めて父を見た時の、使えないものを見るような目を今もはっきりと覚えている。


 それから、その失敗を払拭するため励んだが、結局父は、契約していた妖霊の有用性だけを見て、私を見てはくれなかったのだ。


 今はどうだろうか。

 王宮の、眩しいぐらいに輝く広間で。 


 箱入りだったのは同じはずだが、九歳の娘はきらびやかな世界に動じない。

 初めて来た場所で見知らぬ顔に囲まれても尚、優雅に一礼し、緊張のない滑らかな発音で話し、周囲の貴族達から感嘆の声があがるような、この娘は。


 父は上機嫌だった。私にかける言葉は穏やかで優しい。どの相手にも、私を娘だと紹介した。


 私が立つのは、記憶の私の経験の果て。この身体は演じずとも公爵令嬢として立ち振る舞うのだ。


 ただ、楽しいかと聞かれれば、答えはいいえ。

 私に魔法以外の価値を見出だした父に嬉しく思うかと問われれば、いいえ。


 記憶の私の社交界は、寂しさを埋めるための世界だった。

 自分には何もないという虚しさを、人恋しさを埋めていた、綺麗で――毒々しい世界。


 本当は嫌いだった、外面しかない世界だとわかっていたのに、その外面さえも恋しくて。


 ――ああ、嫌だな。早く帰りたい。心からそう思う。


 このパーティーは、第四王子の誕生を記念したもの。


 側室の子だったか。正妻の――王妃の子ではないために、王宮でのの肩身は狭くなるだろう。そこは少しだけ、不憫に思えた。


 本来なら私は、王家連なる者たちの前に出される予定だったが、このパーティーに王妃が来ているらしい。


 王妃は私の母の――美しい顔を嫌っていた。その娘が現れるパーティーだ、現れたのは牽制も含むか。


 実際、記憶での王妃は私の顔を嫌っていた。

 第三王子が彼女の実子であったのなら、私は婚約者の立場にはなれなかっただろう。


 経験のある世界だから大丈夫、だなんて思っていたが、やはり、この人と――妖霊が多くいる広間は、立っているだけでも、少し疲れる。


 これだけ多くの妖霊を、妖霊と認識した上で見たのは初めてだった。

 なんせ彼ら妖霊は人の姿になれる。魔力量などわからない私には、一目で人か妖霊かを判断する術がないのだ。


 でも、今は一目でわかる。

 給仕、警備、護衛。それぞれ役割は違うだろうが、妖霊のみ仮面をつけていた。

 給仕達と広間の警備を担当している者達は支給された物があるらしい、それぞれ同じ系統の仮面だった。


 護衛、付き人の役割もあるのだろうか。来賓側の契約妖霊らしい彼らは、派手だったり地味だったりの仮面で、こちらは契約者や妖霊の趣味のように思える。


 ゆきまんじゅうになら、どんな仮面を、と想像した。

 そもそも顔がない。仮面なんてどこに装着するんだ、といった話になる。

 例えばそう、仮面じゃなくてもいい、花はどうだろうか。きっとすごく可愛らしい。


 うっかり口角があがりそうになって、冷静に表情を整える。


 いけない、気を付けなさい私。

 誰が見てるかわからないのよ、



《お嬢様》



 ハッとして、素早く視線だけで周りを確認する。

 声がした。ゆきまんじゅうの声だ。


 視線だけではその姿を探せない。

 こんな人も妖霊も多い場所で、いったいどこに。



《見てた。所作が綺麗だ。かっこよかったぞ》



 あ、と思った。

 一瞬、目頭が熱くなり、耐える。嬉しさで泣きそうになってしまったのだ。


 令嬢としての立ち振舞いを、純粋に褒めてくれる、その気持ちがとても嬉しい。

 その相手は見つからないけど、きっとどこかで見てくれているのだろう。



《また夜に。無理しない程度にな》



 少しだけ頷いた。私に背を向けているから、父には気付かれないだろう。


 少し、どころではない。すごく元気が出た。何人でも何十人でも挨拶にかかってこい、そんな心境になった。


 ゆきまんじゅう、王宮へ出発する前に、《お嬢様は俺のこの素敵フォルムが一番好きだよな?》と何故だか深刻そうに訊いてきたゆきまんじゅう。


「もちろん一番よ!」と答えた私。不思議な問いかけだったけれど、いったいなんだったんだろう。


 そんなことを思い出すぐらい疲れが吹き飛んだ私は、何気なく見た窓際、長身の妖霊と、仮面越しに目があった。

 びくりと怯んでしまう。見覚えのある目だった。どこで見た?わからない、思い出せない、


 ――その動揺が顔に出たのか。

 父と話していた男が、私が疲れているのでは、と父に言ってしまった。まずい、と思ったが――父の機嫌は良かったようで、別室で休むように言われた。


 あの父が?と内心戸惑うが、近くの妖霊を呼び、案内を依頼する始末。

 父の命に逆らう気はない、恭しく一礼し、パーティー会場を後にすることになった。


 少し、期待してしまった。

 別室になら誰もいないはず。もしかしたら、ゆきまんじゅうと会えるかもしれない。


 彼と合流できたのなら、きっと、長いパーティーが終わるまでの時間がとても楽しいものに、


 そんな期待は、通された部屋に人がいたことで、潰えた。



「やぁ、はじめましてだね。シャルエン家の美しい宝石」



 私を見て開口一番そう言ったのは、この国の第三王子ヴァニタス・アヴィール。


 返すように一礼し、丁寧に名乗ったのは「リトナ・シャルエン」という私の名だ。名乗ったからには、次の言葉でわかることになる。


 記憶では、無理やり婚約者にしてしまった人。

 あなたはその宝石という言葉を、称賛の意味で使ったの?それとも兄と同じ――?



「顔をあげてほしい、リトナ嬢。君が社交界に出るのは今回が初めてだと聞いた。やっと外に出られるほど、体調が回復したのだろう?」



 ――違う。この人は、私を人として扱うつもりらしい。


 警戒するように強ばっていた体が、少しだけ軟化した。

 


「この部屋には客はこない、僕に構わず、休んでくれ」


「ありがとうございます、王子」


「ヴァニタスと。いずれ僕らは、学友になる身だから」


「はい、ヴァニタスさま」



 記憶での彼は善良な人だった。――見限られるようなことをしたのは私の方だった。 


 王子直々にエスコートされ、椅子に腰をおろす。

 記憶がある私よりも、大人びているように思える人だった。王家の者だからだろうか。


 王家の希望か、父の采配か。どちらにしても、私が王子のいる部屋に案内されたということは、父の意向が含まれているはず。 


 私に出来ることは、王子相手に失礼なく、部屋を辞する時を待つだけ。



「気分が悪かったら遠慮なく言ってほしい、医者を呼ぼう」


「いえ、問題ありません。お気遣いありがとうございます」



 私は、病弱であったために隠された、シャルエン家の一人娘と伝わっているようだ。 

 公爵家令嬢でありながら今の今まで存在を秘匿されていた娘が、この度回復したからと表に出された。

 父の考えた筋書きは、上手く機能しているようだった。


 一席開けた向こうの椅子に腰かけた王子は、じっと私を見ているようだ。

 王子と見つめあうわけにもいかず、私はバルコニー方を眺めているふりを続ける。



「それにしても、驚いたな、……いや、馬鹿にしているつもりはないんだ。君は、その……シャルエン家にしては、魔力が薄いから」


「ええ、その通りです、ヴァニタス様。シャルエン家に生まれながら、私には魔法が使えないのです」



 視線を移し、王子の表情を確認する。

 発言通り、本当に馬鹿にするつもりはないらしい。少し言葉がきついかなと、申し訳なさそうにしていた。



「君が社交界に現れたことは、この国の対立に影響すると思う。感謝するよ、リトナ嬢」


「どういう意味、でしょうか」


「貴族派に根付いた選民思想は、魔法を使えなくとも同じ人だという、民衆派との対立を招く火種でもあった。それが――貴族派のトップにいるシャルエン家が、君をここまで美しく成長させ、大事に隠していたと知れ渡ってしまった」



 どうやら、私が知らない価値が私にはあったようだ。

 父の上機嫌も頷ける。今日の私の存在と振る舞いは、父の社会的地位をさらに大きく引き上げたことだろう。



「……そうですか、……父やシャルエン家には、良くして頂いております」


「対立を軟化させたのは君だよ、リトナ嬢」


「いえ、私ではなく、全て父のおかげです」


「謙虚な人だ。……すまない、疲れているというのに、話しかけてしまったね」


「いいえ、私もヴァニタスさまと言葉を交わせて、良かったと思っております」


「そうか、嬉しいな」



 王子はにこりと笑い、立ち上がった。そして、バルコニーに続く大きな窓を開け放つ。


 夕暮れの風が木々の匂いを運んできた。



「バルコニーの方を見ていたから、気になっているのかと思ってね。良ければ来るかい?目を引くような華やかなものはないけれど」



 王子の誘いに頷き、私もバルコニーへと出る。


 心地のよい風だ。王子といる部屋はそこまで苦ではないが、中にいるより外で風を浴びる方が、私は好きだ。


 この部屋は王宮の裏手にあるらしく、王都を一望することは出来ない。私としては、森林地帯に近いこの位置の方が好ましく思う。


 しかし、だ。風を浴びながら、違和感に内心警戒する。


 心がざわつくような不快なものではないが、少しだけ、不思議に感じてしまうような。



「リトナ嬢、見てごらん、下の方にいるのは、王宮の警備隊だ」



 王子に言われるがままに、手すりつきの柵から下を覗いた。――わかった、違和感の正体。


 私の体は九歳で、けして成長が早いわけではない。平均よりは高いと思うが、それでも子どもの大きさだ。


 にも関わらず、私も、同じ背丈の王子も、楽に下を覗き見ることが出来るほど、柵が低い。

 低いといっても、故意的に乗り越えさえしなければ、危ないというわけではない。


 ――そう、頭のすみに置きながら、私は王子が言う警備隊を観察する。


 妖霊と人の混合部隊のようだ。その中に、一際目立つ妖霊がいた。


 大柄なその体格もそうだが、長い赤髪が特に目立つ。肌も褐色で、一度見たら忘れないような、そんな姿をしてた。



「今部下を散会させたあの赤髪の妖霊が、王宮警備隊の隊長なんだ」


「そうですか……」


「合図でも送ろうか。強面だが、手ぐらいは降ってくれると思う」



 何故だろう、赤髪の妖霊から目が離せない。

 隣で、王子が短く口笛を吹いたのが聞こえた。

 赤髪の妖霊が上を見た、この高さの距離で目が合い、見開いたその目と、叫ぶように口が開くのを見――



「リトナ嬢!」



 切羽詰まったような、王子の叫び。


 私の上半身は、今柵の向こうにあった。血の気がさっと引く。


 どうして、どうして――


 浮遊感にぎゅっと目を閉じる。


 落ちる、いや、落ちる、怖い、助けて、ゆきまんじゅう……!!







 その永遠にも感じた浮遊感は、突然、無くなった。

 衝撃はあったが痛みなく、私は誰かに抱き止められたようだ。


 しかしまだ、怖くて目を開くことが出来ない。


 何か燃えるような、はぜる音が聞こえる。激しく燃えている音なのに、感じるのは仄かな暖かさだった。



「よくやった、フレイ」



 すぐ側から聞こえた王子の声に、私はようやく目を開けた。

 赤髪の妖霊に受け止められたらしい私は、バルコニーの、柵の内側へ、ゆっくりと下ろされる所だった。



「あ、ありがとう、ございます」



 心臓の鼓動が早い。声が震えている。足もだ。

 立つこともできず座り込んだまま礼を口にするが、赤髪の妖霊は何も言わず、こちらを見ようともしなかった。



《気を付けてください》


「ああ、わかってるよ。ありがとう」



 その言葉も、向けられたのは王子のようだ。

 赤髪の妖霊は炎を纏い、まばたきの一瞬で消える。


 私は、この一連の出来事に思考が追い付かず、落下の恐怖心を抑えることもままならず、



「リトナ嬢、僕が支えるから。とりあえず、安全な室内へ戻ろう」



 王子は私に手を差しだし、支え立たせた。

 ふらつく私を部屋に引き入れ、椅子に座らせ――バルコニーへの窓をしめる。


 がちゃりとかかった内鍵の音が、やけに頭に響いた。



「リトナ嬢、怖かっただろう。ゆっくり休んでくれ、今紅茶を持ってくるよう、人を呼ぶから」



 部屋の外へ向かう王子の背を見送る。この人は私を気遣ってくれている。だから、だから、



 ――きっと、この人ではない。



 魔法だった。

 私はあの瞬間、足下から抱えあげられるような風を感じていた。


 私は何者かに、バルコニーから落とされたのだ。






 ×××××





 パーティーが開催されている広間の妖霊より、王宮を囲むように配置され、警備している連中の方が厄介だとすぐにわかった。


 人も妖霊も平和ボケしている国で、唯一、集団で練度が違う。

 情報を集める中で、警備隊隊長を任される、赤髪の妖霊が別格の強さだと耳にした。



 それは、日がちょうど沈んだ頃か。



 警備隊隊長の特徴と一致する、赤髪の妖霊が今目の前にある。



《止まれ》



 俺は会場の警備を担当する妖霊だ。

 現場の命令権は警備隊の方が上。指示に従い、足を止める。



《貴様、何者だ。目的はなんだ。何故ここにいる》


《パーティー会場の警備担当の者です。先ほど悲鳴が聞こえまして、確認のために外に》



 ほら、答えてやったぞ。さっさと解放してくれ。

 そう心から思う。今はすぐにこの場を後にしたい。妖霊と問答するような気分にはなれない。



《そうか》



 短く答えるが、赤髪は腰から剣を抜いた。

 剣に灯るのは炎。その切っ先が、俺へと向けられる。


 赤髪から散る赤い花弁のような火花が、俺と赤髪を囲うように舞っていた。



《もう一度聞く、貴様は何者だ》


《第四王子誕生記念パーティーの、会場警備を担当する者です》



 自身に指先を向け、この仮面を見ろよ、という意思表示をしたが、さて、生意気とでも取られただろうか。



《――私は、王宮に出入りする全ての妖霊の魔力を把握している。ゆえに、王宮での業務に携わる際、絶対厳守の規則が存在する》



 知っている。

 出入りする全ての妖霊の魔力を完全に覚え把握する妖霊がいると、情報を得ている。



《徹底させた規則だ。例外はない。最初に言うことは、》



 知っている。いいだろう、合わせてやるよ。

 荒事にはしない。少なくとも、俺は、お前相手に、荒事にしたくないと思えている。



《《魔力を変えるな》、でしょう?王宮での仕事は初めてですが、規則は守っているつもりです》



 そう答えれば、赤髪はその仏頂面の口角を少し上げ、剣をおろした。――しかし、俺達を囲む火花は激しく燃え上がる。



《仮面を外せ、 “氷” 。成り代わった妖霊と魔力を合わせてきたか。俺は顔も変えるなと言っている》


《いかれてるな、妖霊が顔まで覚えるんじゃない》



 姿をいくらでも変えられる妖霊は、余程の関係でない限り、妖霊同士の顔をはっきりと認識しない。

 個体としては、固有の魔力で判断している。


 にも関わらずこいつは、と笑いが込み上げてきた。


 ここまで苛立ったのは何時ぶりだろうか。


 短気ではないと自負してきたが、よく我慢していると自分でも思っている。



《やるか、 “炎” 。こっちは大事な契約者がバルコニーから落とされて、今すぐ大暴れしたい気分なんだ。例え救ったのがお前だとしても、突っかかって来るなら加減はしない》



 俺がいた痕跡を残したくはないが、ここでやりあった方がすっきりする。とは、考えてしまっていた。



《………………、》



 俺の発言に、炎の妖霊は目に見えて動揺していた。

 顔に出やすいのか、わかりやすく、怪訝と混乱があった。


 その上で体裁を保とうとしているのか、一応は俺を睨んでいる。その間、まるまる五秒。


 目付きはかなり悪いが、囲む炎は消えた。あれほど向けられていた殺気は霧散し、剣も収める。



《もう良い。行け。よく見たらお前は、新人の会場警備担当の妖霊だ。見間違って悪かった》



 ――は、と思う。

 いったい何のつもりだ。こんな棒読み、こんな状況でなければ指を指して笑っていた。



《早く行け》


《……はいはい》



 お言葉に甘えて、その場から消えてみせた。


 指摘してやろうと思ったが、お嬢様を助けてもらった借りがある。


 赤髪の妖霊には消耗が見られた。魔力をごっそりもっていかれたような激しいもの。


 彼女を助けるためだけに、あれだけ消耗をするものだろうか。または、助ける直前に何か消耗する理由でも。


 いや、直前であっても直後であっても、あれだけの魔力が消費される相手なら、なにより俺が存在に気づくはず。


 あの赤髪は、あの炎は、間違いない。上級妖霊。


 あの上級妖霊が警備隊の隊長職に収まるとは――それはまた、なんてきな臭い話。


 ああ、嫌だ嫌だと思う。

 

 目があったお嬢様に怯えられたし、

 お嬢様は危険な目にあうし、

 俺より先にお嬢様を助けたやつがいたし、

 その助けたやつに絡まれるし、


 まったく、嫌な日だ。



 そして、嫌な、国だ。








 


 


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