聖都までの道2日目 夜
軽い過去編です
深堀はいつかやります
死霊騎士を倒した俺はすぐにウル達と合流した。
倒した魔物を片付け、御者を交代させ、聖都に向けて進行を再開した。
森を出たときにはすでに夜だった。
森を抜ければあとは道沿いを行くだけである。
今のペースで行けば明日昼前には聖都につくだろう。
ウルは戦闘があったせいか昨日よりもだいぶ落ちついている。
朝から昼にかけずっと寝ていたので目がさえて眠れないのだとか。
「眠れないなら、何か話をしてやる。」
俺は気が紛れるならと思い一つ提案をしてみる。
「そうですね、ならあなた事を教えてください。私は噂や詩人の歌う物語でしか、あなたを知りません。」
黄金の瞳がこちらを見る。
「そうか、わかった、何から話そうか。」
「初めから。」
「了解した、そうだな俺の・・・・」
そうして俺の始まりをウルに語り聞かせる。
俺の故郷はここじゃない。
地球と言う場所にある。
見ての通りここの人達とは顔の作りが違う。
彼らから見れば俺は怖い顔をしてるらしい。
俺の両親は優しくそこそこ裕福な家庭だったよ。
兄妹は3つ離れていて妹は気が強いのに泣き虫で可愛いかったよ。
親友だっていた。
故郷じゃ俺は何でも出来た文武両道何をやらせても人より上手く出来た。
天才だ神童だとかもてはやされてた。
調子に乗ってた時期もあったがすぐに飽きた。
そんな事もあって自分で言うのもあれだかなかなかの青年に育った。
よくある物語みたいに召喚がかかったのは15歳の時だった。
その時は俺一人だと思って自分は選ばれた人間だと思ったんだ。
がうぬぼれだった。
必要だったのは妹と親友だった。
俺はおまけ程度の人間だった。
後ろに妹と親友が居たときは驚いたさ、なんでこいつらが居るんだってな。
俺達を召喚したのは若い教皇だった。
俺達と変わらない歳で組織のトップに立っているんだからすごい奴だよ。
明日、もしかしたら会うかもな。
で、なんでも魔王との戦争を終わらせて欲しい、つまりは戦えって事だった。
もちろん最初は断ったさ、妹と親友を危険な目には合わせられないてっな。
けど、お前の意見は聞いてない!そう言われた。
あいつらが求めていたのは妹と親友で俺じゃないっとその時言われた。
教皇が言うには万民の命がかかっている、今も多くの命が失われている、そしてもはや君たちに帰る術はない、私は何をしてでも君たちを戦わせる、非道だと言われようとも構わない、そしてもし君たちが生きて世界を救ったのなら僕たちは世界は君たちの出来うるすべての願いを叶えよう、差し出せと言うなら私の命もさしだろう、だからどうか世界を救って欲しい。
俺達の耳にずっと残っていたのは帰る術はないその言葉だけだった。
俺は怒りに震えるしかなかったし妹は両親にもう会えないと泣いていた、親友は呆然していた。
その日はそれで終わった。
次の日は考える時間もらった。
選ばれたのが自分じゃ無いとかそんなのは悔しかったがどうでもよかった。
戦いになれば妹や親友を失うのが怖かったそれでも。
なにもしないでいられるのは今のうちだと思った。
二人を守る力が欲しかった。
だから俺は奴らと交渉知ることにしたんだ。
俺達は戦闘経験はほぼ無いに等しい三年いや二年の訓練期間を寄越せと。
一年は基礎を二年は実戦訓練を受けた。
俺は二人より覚えは早いが時間がたつにつれすぐに追い抜かされた。
魔法では妹に武技では親友に。
二人は俺に守られなくてもいいくらい心も体も強くなった。
それでも守ると決めた以上守りに絞り二人以上に鍛えた。
今では魔王ですら俺には傷は付けられないさ。
でも攻撃では死霊騎士にも劣る。
俺達はそこでは何人束になっても勝てないくらいには強くなった。
そして旅に出る前に旅の仲間を紹介された。
世界各国散らばったいたらしい。
勇者 親友
聖女 妹
教皇 ヘタレ
皇帝 上司
賢者 変人
龍騎士 お堅い
獣王 バカ
死神 影薄い
神獣使い おっさん
守護者 俺
この時、俺は改めて自分小ささを思い知らされたね。
同郷、五人 世界各国から五人、計十人のパーティーを組むことになった。
そうして俺たちの戦いが始まった。
いろんな事があった助け合う事もあれば喧嘩もした。
俺はお堅い龍騎士と相性が悪かったから、よく喧嘩したよ。
喧嘩する度に妹や親友に仲裁された。
俺達が戦いに参加すれば敗けはなかった。
全戦全勝していった。
もちろん犠牲がなかった訳じゃない間に合わない時もあった。
俺達は一年で戦況を覆した。
最後の戦いは魔王城に乗りこんだ。
前線向きじゃない妹と教皇、皇帝は前線維持のために置いていき護衛に城に大きな神獣や龍は入れないから龍騎士と神獣使いを残した。
兵士達と共に城を制圧し魔王との最後の戦いは勇者、賢者、獣王、死神、そして俺で挑み勝利した、しかし勝利とはいえ魔王を魔界に追い返したたけだけどな。
だが勇者だけは魔王を追いかけて魔界に飛び込んだ。
そうして親友は今も戻って来てない。
そういえば魔王って女だったなかなり美人だったような気がする。
あとは知っての通り俺は皇帝を上司に帝国騎士をやってるわけだ。
仲間のことはいつか詳しく聞かせてやる
帝国騎士になった俺は任務をこなし悪者を捕まえ時には子供達に英雄譚を聞かせた。
時々妹に顔を見せに行った。
妹は結婚しててな五歳くらいの姪が居るんだ。
それなりに可愛がっている。
そうした何気ない日々が七年も続いた。
そして4日前にウルに出会い今にいたるわけだ。
他に話せることはあったたろか。
これが俺の今にいたる経緯だ。
・・・
俺は今も後悔してることがあるんだ。
それは・・・が・・・・し・・・・・・・た・・・・・・・・・
「それが今も・・・眠ったか。」
スースーっと寝息をたてウルは眠っている
日は登り始めんと辺りはだんだんと明るくなって行く。
「あと五時間くらいか俺も一眠りするとしよう。」
俺はすぐに眠りに落ちた。
名前は考えておきます
勇者 日本人 男 考えて無い
聖女 日本人 女 有り
守護者 日本人 男 雷藤晴斗
死神 アメリカ人 女 考えて無い
龍騎士 イギリス人 男 考えて無い
賢者 異世界人 男 考えて無い
獣王 異世界人 男 考えて無い
皇帝 異世界人 女 有り
教皇 異世界人 男 有り
いいの有りましたら教えて下さい
参考にしてみます
次回 聖都までの道 3日目 到着




