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しるし(詩集)

ぼくのベッド

作者: さゆみ


ぼくのベッドはどこに行ってしまったのかな


いつから無くなってしまったんだろう


誰かが持っていったのだろうか


おかげでぼくはいつも立ったまま寝るんだ


そして気が付くと固い地面に崩れ堕ちて痛い目にあう


ぼくのベッドはどこかでぼくを待っているのかも知れないね


でももう待たなくていいんだよ


ぼくも探すことはしないから


熟睡は危なくて出来ないって知ったから


子守唄は耳障りなだけだって知ったから


温もりなんて嘘つきだって知ったから


ぼくは誰かのベッドを盗むことにしたよ


毎晩違うベッドを見つけるよ


立ったまま寝るよりましだろう


崩れ墜ちるより痛くはないよ


慣れれば涙も出ないよ










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― 新着の感想 ―
[一言] 前回のコメント、私が読み返しても、変な解釈の仕方に取られがちですよね(=_=;)とほほ…… この頃、コメントに自信がもてない((←愚痴かよ" え〜、改めましてコメントです。落ち着く場所が…
2013/07/14 18:18 退会済み
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[一言] 解釈が違っていたらごめんなさい。 すごく、心の叫びのようなせつなさを感じる詩でした。 自分の心の休まる場所(人)を失ったのかなと思いました。 たったひとつ、大切なよりどころを失って(取ら…
[一言] 自分のベッドって居心地がよいのですよね 私は寝ること大好きです((え 「ベッド」が一つの居場所を表しているように感じました モノと感情を繋げている表現の仕方がいつも素晴らしいと思います(^…
2013/07/13 20:36 退会済み
管理
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