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彼女は俺の秘密を知らない、だから知らないうちに彼女は俺以外の男と浮気してる事さえ知らないのだ!

作者: 七瀬
掲載日:2026/04/06






”彼女は俺の秘密を知らない、だから知らないうちに彼女は

俺以外の男と浮気してる事さえ知らないのだ!”




俺は大好きな彼女に一つだけ秘密にしている事がある!

それは今ココで話す事はできないのだが、いずれその話も

おいおいしていこうと思う。


・・・最初に俺と彼女が出会ったキッカケは? 

”お互いの友達の紹介で知り合う事になる。”

最初はお互い緊張してあんまり自分らしさを出せず終わってしまった。

俺はもう彼女とは二度と会う事がないと想っていた!

最初の俺の印象は彼女にとってあまりよくないモノだと思っていたからだ。

人見知りでまともに彼女の目さえ見ることも出来ず、、、。

言葉数の少ない男という印象ではなかったのかと思う。

そんな彼女とまさかまた会えるなんて想ってもみなかった俺はかなり嬉し

かった事を今でもはっきり憶えている。




・・・それから次第に俺も彼女も自然に話せるようになって、それから

俺と彼女は付き合う事になった。

彼女は誰にでも気さくに話せて素直で明るいステキな女性だ。

俺はというと、相変わらず言葉数も少なく面白味のない男なのだが、

彼女はそんな俺と一緒に居て楽しいと言ってくれたのだ!

俺はその言葉だけで十分嬉しかったのだけど?

”俺は知らないうちに俺の体の中でいつの間にか【癌】が広がっていく。”

病院に行って医師に診てもらった時にはもう手遅れだった。




『”先生! 俺の体は大丈夫なんでしょうか?“』

『とても言いにくい事なんですが、もうどうにもできないところまで

癌の症状が進んでおり、今の医学ではこれが限界かと、』

『・・・そ、そうなんですか、』

『”ご家族かもしくは結婚しているなら奥様にワタシから

お話しましょうか?”』

『・・・い、いえ、大丈夫です、ありがとうございます。』

『ただ少しでも貴方が生きたいと思うなら? 入院して治療をすれば、』

『大丈夫です、ありがとうございます! もう覚悟はしてますから。』

『・・・そ、そうですか、では何かあったら必ず病院に来てください!』

『はい。』





俺は医師には何度も何度もしつこく入院をして医学治療を勧められ

たのだが、俺は入院も医学治療もしないとハッキリと医師に伝える。

もう何をしても治らないのだから今更、入院して医学治療をくけたところで、

症状は改善する事はないと思ったからだ!

それより愛する彼女と少しでも一緒に居たいと強く想うようになっていた。



・・・だけど?



『”一つ、夢人に頼みがあるんだが、、、。“』

『何?』

『”俺の代わりに俺の彼女と付き合ってくれないか?”』

『えぇ!?』

『絶対に彼女にはバレないよ、俺と夢人は見た目も性格もよく似ている!

一卵性の双子なんだからバレやしないよ。』

『兄さん、何かあったのか?』

『”俺はもう長くないって医師に言われてな、だから彼女を悲しませたくない

だから俺の代わりに俺が亡くなった後も彼女を幸せにしてやってほしんだ!“』

『・・・あ、あと、どれぐらい生きれるんだよ。』

『医師が言うにはあと3カ月ぐらいだと思う。』

『”に、兄さんがそう言うなら、兄さんのその最後の頼みを引き受けるよ。“』

『ありがとう、夢人!』

『・・・・・・』





・・・その後、2カ月と14日で俺はもう立つ事もできなくなり、

双子の弟と入れ替わる事になった。

彼女は俺と弟が入れ替わった事に気づいていないみたいだ!

相変わらずLINEで、今日も楽しかったねというメッセージが届いて

いたからだ。

このまま彼女にバレていないなら、彼女は俺の弟に頼もうと思う。

”双子の弟ならきっと彼女を幸せにしてくれると信じているからだ!”




【そして俺は静かに一人で亡くなった。】

今まで本当にありがとう。

”俺は君と出逢えて本当に幸せだったよ、それと弟よ彼女を頼む!”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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