超人と伝説と達人と
たくチャンネルが好きなので書いてみた話です。
フランクのモデルはハルク・ホーガンですが名前だけす。
フランク・ボーガン
身長199cm 体重130kg(現役時代)
ハイスクール在学中の18歳でプロレスデビュー。
20歳の時、日本団体『ZIPANGプロレス』のトライアルに受かり入団。
日本人の新人と一緒に1からプロレスを学ぶ。
徐々に頭角を表し退団までにゴールデンエイジ杯優勝、Jrヘビー級王座、Jrタッグ王座を獲得する。
退団後は独立系団体を渡り歩いていたが世界最大のプロレス団体WWUに入団し15年に渡りトップレスラーとして活躍し、グランドスラム(女子以外の全ての王座を獲得)を獲得した。
40歳で胃ガンが発覚しレスラーを引退しプロレス界からも表舞台からも消えていた。
ボーガン氏は日本生活が長かったので日本語が話せるのでテンポ良く話が進む。
WWUに確認した結果、フランク・ボーガンの名前で動画に出ることも俺のコーチする事も問題無いとのこと。
契約の方も事前に話し合っていた金額とボーガン氏の動画ちゃんねるに協力する事でアッサリ決まる。
住む場所は当面は俺と同じく会社の3階で寝泊まりする。
3階は複数部屋があり寮として使える。
俺の部屋以外に5部屋あり一部屋は俺の積みホワプラ置場&ニーナの衣装置き場になっている。
ボーガン氏がここに住むって決まってからニーナが席を立ちしばらくして戻ってくると「トビーの部屋防音バッチリだった♪」と耳元で囁いた。
同じ建物に伝説のレスラーいるのにヤル気まんまんだな!
でフランク・ボーガン氏が我社と契約した事をどう発表するかを話し合った。
LIVE動画で視聴者からの質問に答える事も考えたがそれなら感想欄から答える方式の動画でも良いので生放送の会見って形にしてプロの方々の質問を受けた方が良いと判断した。
フランクインパクトのお陰で取材の申し込みするテレビやメディアは多いので簡単に話はまとまるだろう。
この手の調整は賢太郎に任せて俺はボーガン氏に会社の施設を案内する。
彼が住む部屋を見せ、積みホワプラの部屋を見せたら滅茶苦茶興奮し始めた。
彼は『白悪魔』の大ファンで日本語を覚えた理由の半分だったそうだ。
(残りの半分は女性)
俺はミコを紹介し彼女からホワプラの作り方を学んでいると話すと俺も学びたいと興奮。
近い内にミコのちゃんねるの登録者が100万人超えるかもしれない。
ボーガン氏との最初の動画はウォーキングデビルを間近で見に行く事になりそうだ。
その後リングスタジオに行くと立派なリングだと喜び、ロープワークしてリングの感触を確かめていた。
隣のトレーニング倉庫に行くとボルダリングは関節技に掛かりにくくなる筋肉を作るのに適してると教えてくれた。
ボーガン氏は会社も施設も気に入った様で俺も嬉しかった。
事務所に戻るとネットのLIVE配信専門の会社の協力を取りつけ13時に機材設置に来て15時に生放送するそうだ。
各メディアに連絡もしてくれるそうだ。
これを受けて俺のプロレストレーニングは朝8時からと決定した。
この後はボーガン氏の歓迎会をしようと提案したが時差もあるし明日のトレーニングもあるから後日にして欲しいと言わた。
今日明日はホテルで暮し会見後、寝具を揃えてから寮に住む事が決まった。
ニーナの顔を見ると満面の笑みだった。
オジサン明日のトレーニングヤバいかもしれない……(T_T)
☆★☆★☆
「お疲れ様、レイヤー兼デザイナーのニーナです。
今日はコラボで早速呼びましょうか?
日本が世界に誇るアクション俳優の『坂道琢矢』さんです」
パチパチと私と3人娘が拍手すると少し照れたように画面に登場。
「現代暗殺者の琢矢です」
「坂道さんは俳優であるが故リアルさを求め過ぎて日本の暗殺術『波道』を極めた達人です。
概要欄に坂道さんのリング貼ってあるので見てみて下さい。
今日のコラボなんですけど超人トビーが現代暗殺者に襲われたらどうなるか検証する動画の予定だったのですが少し変更点が……」
「どういう事です?」
「昨日トビーのコーチとして元WWUのトップレスラーのアックス・ボーガン氏も一緒にいるのでついでに検証しようかと」
「フランク・ボーガンをついでって(苦笑)」
「ご存知ですか?」
「彼は映画俳優でもありますから作品も試合も観たことありますよ」
「元トップレスラーで体も大きいですけどイケますか?」
「不意をつくなら体の大小関係なくヤレますよ」
「段取りなんですけどリングスタジオに私達は待機して二人が事務所から出て来たらアイが自分とのコラボのアイデアを思いついたのでと言って数分時間稼ぎしてもらい、その間にアックスを強襲してもらいます。
その後は本命のトビーって流れです」
「わかりました、任せてください!」
「では本番まで時飛ばし!」
予定通りフランクを強襲、流石は元トップレスラーで数手抵抗するも坂道さんの波道には敵わず1分も掛らず拘束される。
次のトビーは数手しのぎ坂道さんから距離を取る事で防御しきった。
「え、何!?またドッキリかよ…あっ坂道さん!」
トビーは混乱している……その顔もソソるものがあるね。
「流石は超人だ素晴らしい!波道を弾かれるとは思わなかった。
古武道の流を汲むものをやってた?」
「俺が超人になる前の普通のオジサン時代に坂道さんの波道講座を受けていて今も準備運動に取り入れて毎日やっていますよ。
それにたくやちゃんねるの登録者ですから(笑)」
「それは嬉しいね!
毎日肩甲骨歩きですか?」
「はい、そうです」
「なるほど、なるほど」
坂道さんは上機嫌でトビーの特異性を語っていたが一般人には少し理解出来ない理論だった。
トビーが来るまで褒められていたフランクが居心地悪そうにしてる。
色々ごめんなさい。
「トビーさんは『波道使い』を名乗って良いですよ」
これの意味は空手や柔道に置き換えると初段らしいね。
「本当ですか?ありがとうございます!
プロフィールにトレーナー坂道琢矢と書いてもイイですか?」
「世界に名を轟かせる事確実なのに逆に良いんですか?」
「いやいやいやいや」
「コーチがあのフランクさんで波道使いの組み合わせは最恐ですよ!」
「言われてみればそうですね(笑)」
二人の相性が良いようで話が長くなりそうだから〆よう。
決して焼き餅やいたわけじゃないんだからね!
「ということで現代暗殺者が超人を強襲したらアレックは抵抗したけどトビーは隠れ波道使いだったから逃げ切れたでした。
坂道さんの動画でもコラボするので楽しみにしてください。
ちゃんねる登録ヨロシク〜♪」
☆★☆★☆
「ニーナこのコラボいつ決まったの?」
「2週間前かな?」
「全く無名なちゃんねるとコラボを決断してくれたんですか?」
「ゴリゴリに鍛えている人とコラボして欲しいって感想に多かったからね。
今となったら登録者何倍もがあるけどね(笑)」
「アハハハ、坂道さんの動画では何をするんです?」
「トビー君に波道を教えようと考えてたんだが波道使い認定したしな……」
「今日からプロレスを学ぶ予定だったんですけど一緒にどうですか?」
「プロレスと波道面白い組み合わせだな。
やってみよう!」
こうして坂道さんとのコラボ内容が決まり撮影を開始する。
少し落ち込んでたフランクがモノすごく張り切っていた事は書いておく。
お読み頂き感謝感謝\(^o^)/
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