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Viola □  作者: また、下名を照す向日葵に
1/1

Episode0:プロローグ

初投稿・不定期です。推理ものが初めてなので、甘かったりしたらすみません。

時計は0時を回ろうとしていた。


四畳半の暗闇に、小さな光と、規則的なホイールの音がある。


――――――――――――――――――――――――――――――

<情報提供スレ>

 

           ︙

           ︙


 ワロタ ”この前の杉並区の死体、マジでヤバかったらしいww”


 \(^o^)/ ”ああ、例の箱詰め死体か”


 踏まれたい ”七分割されてダンボールに入ってたって、マ?”


 ア○ソック ”マジらしい。実際に見たやつもいるとか”


 踏まれたい ”うげ、一生トラウマだな”


 中山 ”やった奴どんなサイコ野郎だよww”


 \(^o^)/ ”@中山 それな”


 草 ”その犯人って、捕まったっけ?”


 ワロタ ”いや、まだ捕まってないらしい”


 ア○ソック ”ポリ公仕事しろよwww”


 草 ”ホントソレ、なんのための税金なんだよ”


 中山 ”どうせPsi(プサイ)がまた解決すんだろ”


 道草不味い ”@草 もう全員で滞納しようぜww”


 ア○ソック ”@道草不味い ナイスアイディアw”


 \(^o^)/ ”税務署を、ぶっこわす(キメ顔)”


 草 ”いや古くて草www”


 \(^o^)/ ”wwwwwwwww”


           ︙

           ︙

           ︙

――――――――――――――――――――――――――――――







画面を覗いていた人物は、銀色のノートPCを閉じる。


少し伸びをして、微温(ぬる)くなった珈琲を一口含む。


そして、少年は暗闇に(ひと)()ちた。


「また、行くか」


その顔は、珈琲の苦味以外の「何か」によって、不服そうであった。

読んでくださり有難うございました。

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