表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/23

幕間 とある衛兵達の会話

本日二話目の投稿です。前話をお読みでない方は先にそちらをお読みください。

 

「聞いたか、あの話?」


「あれだろ?俺達から逃げるためにスライムの群れに飛び込んでったってやつ。」


「そうそれ。アイツはよっぽどのバカか命知らずだな。触れるだけで皮膚が溶け、侵食し、最後には全身爛れて死んじまう、物理も魔法も効かない最悪の魔物の群れに一切躊躇なく突っ込むんだもんな。」


「だよな。でも召喚者だし知らなかったんじゃねーの?」


「多分そうなんだろうけどそれでも俺らからしたら正気を疑うよな。」


「案外アイツらの世界ではスライムが弱いって認識があったりして。」


「そんなわけないだろ?あのスライムだぜ?」


「それもそうか!」


「「アハハハハ!」」


「くおらぁっ!私語はつつしめぇっ!」


「「ひいっ!すいません!」」


「あーこわ。隊長もピリピリしてんな」


「そりゃそうだろ逃げられたんだし。それにしてもなんでダンジョンの入り口にスライムの群れがいたんだっけ?」


「あー、たしか下層の転移罠が作動したんだろうって言ってたよな」


「そうだったな。でも、あのダンジョンだったらみんな一緒に飛ぶんじゃなくて、バラバラになってさらに下層へ飛ばされたりしてもおかしくないよなー」


「魔王軍の仕業だったりして」


「へっ、それこそありえねえよ。ここは王都だぜ?そんなやすやすと入られてたらもうとっくに攻め落とされてるだろ」


「違えねえ」


「「アハハハハハハッ!」」


「貴様らぁっ!まだ騒いでいるのかあっ!」


「「スイマセン!!」」


評価……ポイントを恵んでくれえぇ………。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ