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1.病弱少年の転生


小説初投稿です!

拙い文章ですがよろしければ読んでいってください!

また、誤字脱字や改善できる箇所、疑問点など御座いましたら教えてくださると嬉しいです!



 日本のとある病院の一室、そこに一人の少年がいた。


 少年の名前は猫田(ねこた)睦月(むつき)

 重度の原発性(生まれつきの)免疫不全を持って生まれた彼は幼少よりずっと病院で暮らしてきた。

 動物園や水族館、遊園地は勿論、学校に行くことすら叶わず、彼にとっては病院が世界の全てだった。


 そんな不自由な病院生活も悪い事ばかりではなかった。

 彼にとって一番の親友とも言える少年、犬養(いぬかい)柊一(しゅういち)と出会えたからだ。


 柊一が怪我で短期入院した際、病院内で偶然出会った二人はいつの間にか友達になっていて、柊一は退院してからも毎日のように病院へ通った。


 辛い病院生活の中にあっても、親友の柊一や妹の水無月(みなづき)と過ごす時間だけは幸せだった。


 けれど、そんな彼の生活は終わりを告げた。


 きっかけは一つの病。

 体質が原因で治療方法が限られていることに加え、面会が難しくなったストレスから病状が悪化。

 半年の闘病生活の後、14年という短い生を終えたのだった。


――――――――


 そんな前世の記憶を思い出したのが3歳の時。

 そう、彼は前世の記憶を持って生まれ変わった、剣と魔法の世界に。


 前世の趣味が読書と裁縫だった彼は、前世にライトノベルで読んだような展開に戸惑ったが、それ以上に健康な身体を貰えたことが嬉しかった。

 そして誓った。


(前世で色んな人に迷惑をかけながら生きてきた分、今世では色んな人を助けて、柊一のようなカッコいい(おとこ)になってみせる!)


 しかし――


(たとえ女の子になっていたとしても!)


――彼は彼女になっていた……。



猫田 睦月

この物語の主人公の前世で、病弱色白男の娘(おとこのこ)。享年14歳。

生まれつき免疫力が弱く、普通なら罹らないような病気にも簡単にかかってしまう体質。

ゆえに常にいくつもの病気を患っていた。

好き 親友の柊一と、妹の水無月

嫌い 自分の身体

趣味 裁縫、編み物、読書(恋愛小説、ライトノベル)


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