表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

転移!?

マジでぶっ飛んでるんで色々と。なんでご注意を

ここは、日本のとある豪邸の一室


「おぎゃー!おぎゃー!」


今新たなる命が誕生した。その子供には「尊人」と名付けられた。由来となったのは、この家の先祖に当たる「東郷平八郎」が尊敬されていた人であったため、この子も先祖のように「尊敬される人」になりますようにという意味も込めてあった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


時が経ち尊人は、25歳となっていた。尊人は、平八郎の様になるために英才教育を自ら進んで受け今では米軍の兵器開発者となっていた。そして、様々な兵器開発に勤しみ25歳という若さでありながら宇宙でも使用できる兵器をNASAと共同で作り上げたのだ。また、あるゲームにおいても尊人は特出していた。そのゲームの名は、[Founding and War]

つまりは、建国と戦争を行い国を発展させていくというものだった。しかし、このゲームには一つだけ難点がある。それは、戦争するための資源や軍艦などの設計、内政を現実と同じ様にやるという点だった。しかし、幼い時からの英才教育と職場で培った知識によって尊人は、このゲームで技術力、軍事力などあらゆることにおいてランキング1位をキープしてきた。今日という日までは


「あー、疲れたなぁー」


家に着いた尊人はこんなセリフを吐きつつもパソコンに向かい、ゲームを開いていた。しかし、


ピコン!


「え!?運営からメール?」


カチッ!カチッ!


ダブルクリックとともにメールを開くとこんなメッセージが送られてきていた。


〜ヤッホー!僕は、この世界の運営者でーす。突然ですがこの世界は、面白いですか?面白くないですよね?ならばあなたにだけ特別な世界へとご招待致します。詳しくは下のURLをクリックしてね!

https://......... by 運営〜


は?一体なんなんだ?


尊人は内心戸惑っていた。だが、このゲームに少し退屈を感じていたのは事実だった。


「とりま、運営の誘いだからクリックするかな」


だから、このURLをクリックすることにした。が、まさかあんな事になるとはまだ誰も思っていなかった。


ブツン!


有機ELのディスプレイがまるでブラウン管テレビを買ったかの様な音を立てた。それと同時に視界が暗転していった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



『東郷閣下!東郷閣下!』


瞼がゆっくりと開けると同時に光が入ってくる。目を完全に見開くと自分が見たことがない様であると言う不思議な感覚にとらわれていた。そして、横をつまり声の主の方に顔を向けるとゲームの世界で秘書兼各空軍の司令長官達が自分のことを読んでいた。


は?なんでこの世界にいるの?


頭の中はこの事だけで満たされていた。確かにパソコンで運営から来た不可解なメールとURLをクリックしたがこんなことあるのか!?


『東郷閣下!!』


先程よりも大きな声で呼ばれる意識が戻ってきた。


「どうした?そんなに大声で問題でもあったのか?」


すると暁総司令が前に出て来た。

「は!それが今まで連絡が取れていた他国と急に連絡が取れなくなりました。」


確かにここ三笠大帝国は、世界一と呼ばれてきたが他国とは連絡をこまめにとっていた。そうなるとこれは、あの影響だろうと尊人は推測する。そのため、他に何処が変わったのか調査が急務となった。


「では、統合軍に告ぐ!この世界情勢を即座に調べ資料にて提出をせよ!もちろん陸空海協力してな!」


『は!至急行動に移ります!』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれから1週間が経ち会議が開かれた。各軍からの資料は要約するとこの様なものだった。


・衛星によると大陸の形や惑星の大きさが変わった。惑星は、地球の5倍はあるのに重力などは変わらない。

・文明的には中世で剣と弓、ラノベの様な魔法らしきものが確認された。

・人種が様々でラノベの世界に酷似している。

・今までの周辺国家がなくなった。

・この国に影響はなく以前と同じ島国である。⇦ユーラシア大陸の6倍くらいあるけど。ちなみに永久凍土や砂漠はない。


しかし、文明が中世でラノベの世界か。魔法とか使えるのかなぁー?でも、とりあえず外交の始めないとここがどんな世界か掴めないしな完全に。


「とりあえず、外交の準備と国を考えといてくれ。でも、もし近くの国に学校があるなら通いたいよな。何せ容姿が12歳の子供だし。」


「分かりました!とりあえず東郷閣下の希望どうりの場所を選定しておきます。後、その際ですが閣下は漂流民としてあちらの国に受け渡しでもよろしいですか?資金なら特殊部隊でも使って届けされますので。」


「なるべく騒ぎにならない様、潜水艦とゴムボートでいいかな?」


「は!では、海軍にその様に通達し、外務省とも連絡をしておきます。」


「頼んだよー。あ、後さ各軍総司令にだけど戦力の報告書作成しといて。じゃ、解散!」


そのまま部屋を飛び出し行き執務室へ向かった。転移後、執務室には自分が向こうで使っていたPCやスマホなどがあった。そして、PCには1通のメールが来ていた。それによるとメールを送ったのは、自称神で魔法と剣や弓に頼ってばかりいるこの世界に革命が欲しいと言う理由らしい。また、その代わりとして自分と司令官3人には魔法が使えるようになったのとギフトを授けてくれたらしい。まぁなんとも迷惑なことだと思った。だが、ギフトと呼ばれるものにはチートと呼ばれていいほどのスキルや加護、経験値が入っていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここは、三笠大帝国から南に100kmの海上


ザバァーン!ザバァーン!


「なんて波だ!これじゃあ沈んじまう!」


この日この海洋では、超巨大台風が通過してると思うほど天候と波が荒れていた。


「もう、無理だー!」


バキ!バァーン!


船乗りが叫んだ瞬間船は真っ二つになってしまった。が、2人の男女が運良く浮遊物に捕まり波に流されていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


三笠大帝国 大会議室


「じゃ、外交に向けた会議を始めましょう。だがその前に軍から前回の会議後に言った報告を受けようか。戦力も随時増やしてるからね。」


「はい!資料をお配りしますのでご覧下さい。設備に関しては先にこちらから。まず造船施設は、大型戦艦や空母専用のものが30箇所、中型の潜水艦や重巡洋艦、護衛艦専用のものが45箇所、小型船や中型船兼用のものが60箇所、補給船やタンカーなどの専用施設は20箇所となっており、もうじき超大型の戦艦や空母専用のものが15箇所完成します。加えて、乾ドックが100箇所、屋根付きドックが50箇所となっております。これに伴い海軍基地も150箇所となっております。」


「続いて陸軍からは、戦車などの陸上に関する工場です。まず、戦車の製造工場は20箇所、自動車やオートバイ、列車に関する工場は35箇所、超大型兵器や新型兵器の研究所兼工場は30箇所ございます。近々、戦艦の砲塔やエンジン、大型陸上兵器として列車砲の研究と製造が完成するそうです。これにより陸軍基地も85箇所となります。また、列車砲に伴い国の主要都市に鉄道やリニア、新幹線などの線路を16本並走させております。」


「最後に、空軍兼宇宙軍からですが航空機とロケットの工場数と研究所の進度について説明します。航空機の工場は、旅客機と爆撃機専用のものが20箇所、戦闘機以外のヘリや偵察機専用のものが30箇所、戦闘機専用が35箇所となっており、超大型の爆撃機や戦闘機のエンジンパワーアップを図る為の研究所兼工場が先日15箇所完成しました。これにより、空軍基地も85箇所となります。そして、宇宙に関してですがロケット発射場兼管理棟が5箇所、衛星や新型エンジンの研究所兼工場が20箇所となり最近、各軍と共同で兵器開発なども行なっていくそうです。以上です。」


「そうか、それにしても製造工場や研究所が375箇所とか引くなー。しかも、研究所は分かるけど製造工場で一番規模が大きいのがここら周辺にあるとはなぁー。で、研究者達は先程の報告以外で意見交換などはしているのかい?」


「はい!我が陸軍も他の軍のお陰で研究が進んでおります。装甲に関しては特にです。後、東郷閣下が命令で作らせたのに数覚えてなかったのですか?」


「い、いやぁ?まぁ、人って忘れ物はするものだよ。で、 外交に関してはどうだい?とりあえず、時代が中世だから香辛料とかを挨拶がわりに持っていくのかな?杉原外交官」


「はい!そこで、我々が外交一番に選んだ国は、ティルピッツ王国です。我々の三笠大帝国からも近くとても穏やかな気候だからです。衛星で確認しても国民が困る様な状態にはなっておりませんでした。また、その国は他国とも陸続きになっておりました。」


「そうか。じゃ、1週間後に出発しようか。なんで各軍準備開始!&解散!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


部屋に戻り資料を確認すると三笠大帝国の軍事力はとてつもないことになっていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ