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ショッピングlive

さて次の目的地。それは駅前に聳え立ついわば駅ナカビルである。何をするかは柚希とショッピングを楽しむためだ。


「ここが駅ナカと言うやつなのだな!?」

「あぁそうだ。駅ナカだ!」


お昼を食べ終わり腹一杯のまま歩いたら脇腹が痛くなった。柚希もそうらしい。なので公園のベンチにてたくさんの話をした。

その後駅ナカに向かい今の時刻・14時ぴったり。


「さぁ中に入ろうぜ!」

「うむ。入るとしよう。」


駅ナカのビルはやはりただ者ではなく凄い数の人。行き交う人の人数が断然さっきまでと違った。

水族館では数えられそうなくらい少ない人数。予約したパスリーターノはたくさん人はいたもののすれ違うとか行き交うとかの観点からは外れている。


「凄い数のお店だな~。なぁ、柚希?」


案の定なぜか柚希はいなかった。フロアを見渡しても気配はない。直ぐ様電話をかけるもでない。留守電になってしまっている。


「柚希~。柚希~。どこにいる?返事をしてくれ。頼む!」


どこにいったんだ・・・あいつは?


「柚希!お前どこにいた!?」


柚希は目の前にいた。探してた俺の気も知らず。


「柚希!心配したんだぞ。もうはぐれないでくれよ。」

「すまぬ。」

「無事で何よりだ!」

「・・・。」

「柚希?」

「これをあげる。」


紙袋に包まれた袋を渡してきた。中に入っていたのはメガネ。伊達だけどメガネ。


「くれるって?」

「受けとるがいい。」

「あぁ・・・ありがとうな。」


下を向きながら柚希はもじもじし始めた。


「さぁ、お前の服も買ってやるよ。」


そうして歩き出した。柚希の服を買うために。


帰り道。すっかり陽が暮れ夜に入ろうとしていた。


「今日は楽しかった。また明日も学校で会おう。」

「そうだな。また明日も会おうな。」

「うむ。また明日会おう。」


そうして短い間のデートは終わった。

ここまでは彼女と平穏な日々だったのだが!?


七話に続く


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