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赤いカンナに見守られて  作者: 青木 章
9/9

出会い8

その日以来、淳志の頭の中のTVは延々と真知子の可愛らしい笑顔と、友人と談笑する横顔を映し出していた。

黒板や雑誌を眺めていても、頭の片隅にあるTVはいつも真知子を流している。


恋は盲目になるとか、愛は鋭利なナイフとか雑誌で読んだ特集にはそう書いてあったが、真知子の事を想うと、冷静ではいられない焦燥感に似た気持ちだけは理解出来た。


同じ学年でクラスは違えど、同じ階で勉強してる以上、真知子を見かけない日はない。

タイミングを合わせる事さえ出来れば、いつでも話しかけるチャンスはある。

チャンスはあるが、それにチャレンジしてみる勇気は今のところない。




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