【超短編】今
掲載日:2026/08/03
投稿できるギリギリの文字数で小説が書けないかと思ってやってみました。
いつもより、少しだけ暑い日だった。
この人工的に作られた、偽りの楽園で怠惰にも惰眠を貪った私は、現実の暑さに辟易した。
何をしていたのだろうか。
何をしようとしていたのだろうか。
何も分からない。
何も考えたくないわけじゃない。
考えなければいけない事はいくらでもあって、考えたい事もいくらでもあった。
だけど、何も考えずにただ日が昇るのを感じていた。
窓の外からの熱で感じていた。
お前は何をしているのだろうか。
こんな日にお前は何を考えているのだろうか。
きっと、未来を考えているのだろうな。
私はお前の分まで今を考えている。




