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戯言日録  作者: こがた
9/10

私と外を隔てる窓

数センチしか開かない窓

それは子猫も通れるか怪しい程の隙間


窓から吹き込む風に季節を感じ

窓から見える家の工事が進むことに時の流れを感じ

窓から時々入ってくる花弁に外との繋がりを感じる日々


温度も光も管理された灰色の部屋の中から見る外は

眩しくて魅力的なのです


いつか窓の向こうへ

なんて大層なものではないけれど

変化のない灰色の部屋の中から

少し秘密で散歩に出かけてみたいと

そう思わせるほどの魅力が

窓の向こうにはあるのです


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