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戯言日録  作者: こがた
3/10

まぶしさ

まぶしくて、あなたを真っすぐ見つめることも叶わないのです

それほどまでに、あなたはまぶしすぎるのです


たとえば雲ひとつない朝の曙光のようで

たとえば真冬の雪面に反射する光のようで

たとえば真夏の太陽のようで

ほんとうに、まぶしすぎるのです


あなたのまぶしさは遥か遠く

空の上で燦然とひかり輝く太陽とおなじなのでしょう


もしもあなたを見つめることができるのなら


あなたのまぶしさに

目がくらんでしまうのでしょう

あなたのまぶしさに

網膜まで壊れてしまうのでしょう

あなたのまぶしさに

この身を焼かれてしまうのでしょう


それでも良いのです

最後に両眼にうつすとしたら、あなたがよいのです


あなたに焼かれた者として

あなたのまぶしさをずっと覚えておきたいのです


ただ、あなたのまぶしさの犠牲者になりたいのです


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