地域別、人の特徴
この物語に出てくる人、民族の特徴です。イメージしやすい説明付き。
大陸のイメージ図はここにありあます。
カクヨム▼
https://kakuyomu.jp/users/sasara347/news/16817330654877708118
そのうち付け足していきます。
◎アンタレス
東アジア
前時代後期からの世界経済最先端地域。ただし中間層を中心に人口減が広がっている。先進地域的個人主義が強い。イメージは東京や上海。
●中央区裕福層(倉鍵や天暈、蟹目など)
非常に一般的な層。東京人に近い。
倉鍵を中心の裕福層は知能も霊性も高いが、非常に常識人。プライベートという意味での個人主義的地域。
一般人は普通。普通に普通。
●中央区西南(大房やその近辺)
中間層の中の低所得層。口も目つきも態度も悪い。身勝手な個人主義が多い。オバちゃんたちは勝手に人情を施す。個人主義のわりに、ストリートスポーツのメッカのため変に連帯力もある。
と、同時にメカニックジャンクの街でもある。
昔の移民が多く流入した地域で中央アジア、黒人やラテンの移民も入っている。雑多な場所。
ラテン系やアフリカ系でもあるが、根は大阪や東京西の下町。
●ベガス(移民の特別自治区域)
アンタレス、ユラス人は正道教ユラス教のルーキーが多く、信仰的だが同時に革新的。
全体的にはユラス地域と西アジアの移民が多く、真面目で勤勉。人選して移住させているため穏やかな者が多い。
●西区(河漢)
巨大スラム。
非常に身勝手な者が多い。教育が不均等で、喧嘩っ早い。ただ、環境的な状況でそうなっている者も多く、ベガスは河漢の優秀な人材を掘り起こしている。
北は様々な宗派の教会が多くスラムなりに整理が行き届いており、比較的女性が住みやすい地域。様々な街の特色があり、完全な廃墟もある。
●東中央区(常若)
大房の横で、昔は底辺不良似た者同士だったが、現在オシャレカフェのメッカとなり、大房親世代民から雰囲気イケメンの生息地と揶揄されている。
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◎ユラス人
聖典血統の初期分派で、東に分布していった。4族のみ残っている。
非常に信仰的で真面目な民族。東アジアでは、宗教的で好戦的と恐れられている。全体的には家族親族文化の強い地域。「東のヴェネレ人」「東の西洋人」とも言われる。
なお、ユラス人国家以外のユラス地域もあり、東寄りはほとんどが元々のアジア人である。
●ナオス族
ユラス人文化の中で最も多い民族で、中央は非常にユラス保守で権威主義。保守ゆえに非常に堅く真面目。ヴェネレ人と似ていて技術などで世界に進出している民族だが、国内は保守が強すぎ内戦がひどかったため発展が遅れていた。頭が良いものが多いが、血気や気が強い。
中央や南は歴史の中でユラス教に改宗し、ユラスに混ざった薄褐色肌で淡色の髪の民族が広がっている。
●オミクロン族
数千年戦って将軍や戦士を輩出してきた。信仰的な意味で非常に真面目な民族。自由民主主義の守り手で、ガタイがいいわりにユラス人の中では最も友好的で柔軟性がある。ユラス東に分布したため西北モンゴロイドも混ざっているが、全体的に西洋人の風貌を持つ。黒髪や茶髪が多い。
●バベッジ族
個人主義少数派の特質なものを多く揃える民族。研究肌の者が多く、変わった者が多い。ユラス西北の者が多い。
●タルフ族
ユラス族の中で南に混じり、あまり厳格なユラス文化を持たない。国家的にもユラス人にはならない。目立つこともなく良くも悪くも普通な民族。
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◎西アジア
前時代で自由の下に解放されたのが遅く、東より古い街が残っており発展していないが、同族親族意識が強く、今後東より発展するのではとも言われている。
●蛍惑
西アジアに位置するが少し特殊な地盤。東邦から北回りで西に帰還した仏教僧が地盤を作ったため、東洋的で仏教儒教の強い地域。北方国家やアジアラインの独裁政権から身を守ってきたため『僧兵の國』とも言われている。
経済に強く、地元意識が強い。
●テレスコピィ
西アジア最大の経済都市。ユラス軍駐屯もあり、北メンカルなどの侵入にも備えている。個人主義の都市。
基本的に自由地域であるが、メンカルやアジアラインが近いため、根強い左基盤が残る。
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◎ヴェネレ人
聖典信仰の正統血統。聖典の中心民族で、経済や技術で世界に分布している。全体的に頭が良く能動的。一族主義。
●中心国家(首都ディナイ)
世界に分布している民族だが、中核国家内は非常に保守。権威争いも多く、アジア人だったロディアの家系はとても苦労をした。
全体的には好奇心がある青年が多く、経済に強い。