初期 地名紹介
初期の土地、地域の説明です。『ZEROミッシングリンクⅡ』くらいまでの微少々ネタバレあり。
≪セイガ大陸≫
北方国以外のアジア、アジアライン、ユラスまでを指す。
◆アジア
アジア統一連合。通称統一アジア。
セイガ大陸のアジア側を指す。
ただ、一般的には東アジア、西アジアと区別して呼ばれることが多い。この区域は位置情報、住民情報さえあればパアスポートはいらない。
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◇東アジア
●アンタレス
アジア最大の経済都市であり、世界でもほぼトップの地域。ニューロスアンドロイドの最高研究所もここにある。しかし、中央層の人口減に悩まされている。
みんなが住んでいる街。
○中央区/倉鍵
アンタレスの繁栄の中心地であり、高所得層の多い街。
ここにSR社グループの拠点があり、倉鍵研究所もある。心星家のマンションもある。
○中央区/日暈
倉鍵の隣で解放されたビルディングなどもあり、ダンス文化の街としても発展している。リーオと響たちがバレエ教室に行った場所。
○中央区/蟹目
高所得層地域の横にある、普通層や中間層の街。ファクトは初期はこの蟹目第三高校に通っていた。幼少期も蟹目の学校で過ごしている。至って普通の可も不可もない、住みやすい区域。ヒノやユリ、ラスやリゲルなどはここ出身。
○中央区/大房
昔の労働移民の帰化民が多い、普通層、低所得層地域。でも、特別貧困でもない注目もされない普通の街。ストリート文化が発展していて、蟹目から見たらかなり柄が悪いが、荒れ過ぎてもいない。
アストロアーツがある。サルガスたちのいる街。
●西区/ベガス自治区域
東アジア人とユラス人で治めている特別自治区。区域としてはアンタレスの西区に区分されるが、別の自治区域。
半分以上がかつての旧都市で、使える建物を確認、維持し新都市として復興させている。一部廃墟以外は高層の建物は少なく、建築技術も高い時代のものが多い。
他のアンタレスの区域に比べアナログな街ではあるが、かなりだだ広く、駐車場も広大である。
○西区ベガス/南海
最初の中心地区。ここを中心に収めている。アーツが住んでいる場所。ユラス軍の駐屯もこの端にある。
○西区ベガス/南海広場
南海の中の旧国際競技場連一帯。競技場や体育館数棟、国際フォーラム会場、大駐車場などあり、かなり広い。もともと移民の最初の通過口で、ここで生活教室をした者しかベガス住民になれない。アーツ寮の近く。
花札おじさん軍が勝手に大御所面をしているのもここ。
○西区ベガス/ミラ
元大学をリノベーションした藤湾学校連がある教育開発地域。学生たちの寮もあり、周辺の街も機能している。藤湾小中高大学校があり、ユラス人学生が非常に多い。カーフたちのいる場所。
初期開発地域はここまでで、その他はまだ整備途中地域。
※後期開発地域は別途紹介。
●西区/河漢
過去、貧困対策、移民政策に失敗した人口30万人と言われるアンタレスの巨大スラムがある。ベガスの南に位置する。
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◇西アジア
●蛍惑
西アジア北に位置しながら、文化が逆流したため東方の特徴を持つ、東方的な地域。
仏教や儒教の聖地のようで、正道教も入り非常に信仰深いが、戦いにも手馴れているため『僧兵の國』とも言われる。
山や川、田園や工業地帯が土地のほとんどを占める。響の故郷で、響は超ミッション系の蛍惑ペトルの学校を出ている。保守的で企業家も多い。
●テレスコピィ
西アジア最大の経済都市。ユラス軍駐屯もあり、北メンカルなどの侵入にも備えている。
KY藤湾学生のシャムの出身地であり、ワズンが以前駐在していた場所。
※後期登場地区は別途紹介。
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◆ユラス大陸
アジア、アジアラインの西側の聖典信仰民族、ユラス族が主に収める大陸。
非常に紛争の多い地域で、近年やっと終戦したが、周辺はまだくすぶっている。
●ダーオ/首都シェアト
主にユラス人ナオス族の治める国。人口2億人ほど。ユラス民族の中心である議長邸がある。
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◇アジアライン
世界最大のアジア大陸とセイガ大陸に挟まれる北から南に伸びる小国、及び少数民族と北メンカル。
北から、
●ギュグニー
『最後の隔離国家』と言われている独裁政権がぶつかり合っている混沌とした国。不可侵国家で、非常に不安定。
●アクィラェ
人口が少なく『大陸の隙間』と言われている。ほぼ山岳地帯の高原に住む狩猟民族で、小さいが農業もしている。現在は一部の年寄りと男性以外疎開し、ほとんど人はいない。ムギの故郷。
●その間に、いくつか小国家がある。
●北メンカル
王朝が3つに分かれた独裁政権国家。南に行くほど熱帯になる。
●南メンカル
熱帯の国家。昔のメンカル王国が分離した国で、基本的には民主主義だが、軍事政権の色合いも強い。連合国寄りで、ユラスと西アジアと同盟している。