大罪人少女(怠惰な少女)
創作意力が湧いたので、今度は怠惰です
前回の傲慢よりはマシですけど、相変わらずスッキリしない終わり方です。
ご注意ください
「オーロラ姫起きてください!」
家来は姫を起こします…
「あれだけ言ったのにまだ私の眠りを妨げるのね…」
これは怠惰な少女のお話し…
あぁ…面倒だ…
なんで私がやらなければいけないのだろう?
国なんてどうでもいい…
おばば様は好きだ
彼女が糸を紡いでいるのを横から眺める
あぁ、なんて幸せな時間なのだろう
でも、すぐに父上の使用人が来て、私に勉強しろと言う
つまらない時間…
あぁ、まぶたが重い……
気がついたらベットの上
眠った私を起こす人は誰もいない
眠りを妨げることだけは許さない
父上から呼び出される
面倒だけど仕方ない…
少しでも早く終わるといいけど…
とてつもなく長かった
お前には自覚が足りない。だとか
国民がうんたらかんたら。やら
国の長である私はなんとかかんとか。
だからお前にはあーだこーだ
父上がおばば様を牢に入れてしまった
私の幸せな時間を奪うなんて…
明日、おばば様の牢に糸車を持っていこう
糸車を持って行く途中で知らない女性に会った
「可愛いお姫様、あなた寝るのはお好き?この薬を飲めばさらによく眠れるわ」
そう言って薬をくれた。
父上に謁見するからとその女性は行ってしまった
とりあえず飲んでみよう
…
……
…………!?
誰だ私の眠りを妨げるのは!
目の前にはひとりの男
聞けば私の美しさに見惚れてキスをしたらしい
つまらない理由で私の眠りを妨げやがって!!
邪魔者は消えた
今度は邪魔されないように茨をはやしておきましょう
もう一度薬を飲んで…
少女は茨の城で永遠の眠りを楽しんだ
「あなたはこれからどうするの?」
誰かが忘れ去られた糸車に問いかけます
「ワタシハ、イトヲツムグダケ」
糸車の答えは気に入らなかったのか、「誰か」はつまらなそうに次の物語に進んでく…
レビューとか、感想とか、評価とかお待ちしてます。