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第2話 ネタ?職業

説明が多いので注意してください。基本的に読み飛ばしても大丈夫ですが、後に矛盾したりするかもしれません。その時にはこちらを変える可能性が高いので本当に読み飛ばしして大丈夫です。

(斜め読みくらいはして欲しいかもしれない。)


「えー、っとネタで合ってます?それ。どちらかと言えばランダム選択とか、自動選択とかの方が合ってません?」


「そうですね。一理あります。ですが、こちらの項目から選ばれた職業は先程ご覧いただいた職業欄の法則から逸脱していまして、その他(など)と記載するのは味気ないなと開発の者が遊び心で入れられたものですね。」


「あ、じゃあ、さっきの見た目の項目で出てきたネタっていうのももしかして?」


「いえ、あれは完全にゴミ捨て場ですね。あんなしょうもないの、選ぶ方がどうかしてます」


あ、辛辣ゥ。


「な、なるほど。あっと、じゃあネタを選んでもいいですかね?」


「はい、もちろんです。ですが、1度選んだ職業は変更できませんがよろしいですか?」


「え?その、ベータ版って聞いたんですけど、その、大丈夫なんですか?」


「システム上しょうがない事ですね。ですのでネタ項目はおすすめいたしますが、しっかりと考えた上で決められると良いと思います」


「うーん、おすすめではあるのか……」


「そうですね、ネタでは無い方は基本職と呼ばれるのですが、そちらは確実に派生職や上位職があり、基本的にやりたい事をやりたい様にできます。ですが……」


「ですが?」


「ネタ、の方を選んでいただけますと、より確実にプレイヤーの皆様に合う職業に就くことができます。しかし、こちらは派生職や上位職は確実にある。とは言えませんのでご注意ください」


「なるほど……どちらも魅力的ですね。ちなみにネタを選んだ場合の職業が何なのかは見れないんですか?」


「はい、ネタを選んでいただけた段階で、プレイヤーの皆様の趣味趣向を判別するために思考や記憶をサーチさせていただきます。そして、サーチ内容をすぐに破棄いたします。多人数に触れる私のようなAIは職業名でも抜かれる可能性があるのでそちらもあまり残せないのです」


「そういうからくりだったんですか、というか、記憶を覗いたりするのは違法では無いんですか?」


「はい、最近ではセキュリティ面の発達が凄まじく、ハッキング等のサイバー攻撃がほとんど無効化されました。しかし、一抹の不安が拭えない天才たちはさらに、どれだけディグろうとも履歴のでない削除方法を開発しました。そして悪用を防ぐために認可制になっているので、法でも認められていますね」


「直接見られて、記憶に残らない限り記録は残らないのか。なるほどね」


「もちろん職業から推察される事もあるのでそちらも注意事項としてお知らせさせて頂いております」


「あれ?でも消したら残らなくないですか?職無しになっちゃう」


「ご安心ください。プレイヤー、一人一人に独立型AIが付き、それぞれの情報を管理します。そしてそこから算出された結果だけを出力します。また入力はされません。」


「ダメージは受けないってことにならないんです?」


「入力される側のAIも付くことになりますが、こちらは前提条件、例えば10%ダメージを軽減するという情報だけ入力され、どういった職業からそういった条件が付与されたかは残されません」


「ほー。すごく重そう」


「重いとはどういうことでしょう?」


「え?こう、データが膨大になりそうなもんだなって」


「すみません。つかぬ事をお伺いしますが、いつの時代の話をしておいでですか?」


「あー、長いこと触れてこなかったからなぁ。こういうの。ちょっと知識が遅れてるかも」


「なるほど、申し訳ありません。話を戻しましょう。職業はどういたしますか?」


「うーん、なんだかんだ、ネタにしたいって気持ちが勝つよね。ベータテストだからもっと基礎的なのにした方がいいんだろうけど」


「いえ、そうでも無いですよ」


「え?どういうこと?」


「我々としては、ネタと題しておりますが、そちらの方が主力として期待されているのです」


「まぁ、自分だけの物は、いつの時代もみんな好きだからね。一点物とかはもうヨダレが出ちゃうよね」


「ということで、ネタでよろしいですか?」


ネタって名前はどうかと思うけど……


「よろしくお願いします!」


「では最後の確認です。職業は1度決定したら変更ができません。よろしいですか?」


「はい」


「職業名から様々なことが推察される可能性があります。よろしいですか?」


「…はい」


「最後に、情報保護の都合上、職業の派生職や上位職がない可能性があります。よろしいですか?」


「……はい」


「と言ってもすぐに職業が決まる訳では無いですけどね」


「え?」


「ゲーム開始は明日からです。ですので最後に残った項目を終わらせたら、明日までおあずけですね」


「せっかく覚悟決めたのに!!」

最後は技能、いわゆるスキルですね。それの選択が待ってます。それが終わったら、ちょっと日常回が挟まりますね。余裕があれば、お兄ちゃん(龍人りゅうと)回が挟まるかも?

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