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魔法使いの苦悩  作者: 黒緋クロア
第四章 怪盗と絆 後編
33/66

次回予告 悪ふざけ4


「…はい!やってまいりました、次回予告のコーナーです」


「…本日の次回予告を進行させていただきますのは、僕達3人…」


「凉音愛と?」


「寺尾豊と?」


勇気

「………Zzz…」


「…せい!」


勇気

「ごふぅ!!げほっげほっ…え?何?いつ?どこ?」


「疑問が多い…」


「次回予告よ!進行係!」


勇気

「…はっ!オレの出番か!?」


「だから起こしたんでしょ!んっとにあんたは…」


「…とりあえず、進めようよ…」


「そうね…とりあえず、『何処からツッコミを入れて行けば良いの?』」


勇気

「ツッコミ所満載だからなぁ…」


「じゃあ…一真達の前世から?」


「その前に…うちの妹を痛い子扱いした件だけど…」


「僕達関係無いよ?」


「関係者6名はどこよ」


勇気

「あ~…逃げたな」


「うん、いないね」


「あいつらぁ…」


「…次」


勇気

「一真達の前世の話だな」


「運命がどうのこうのって話よね?」


勇気

「…どっかツッコミ入れる場所あったか?」


「…無い?」


勇気

「…無いな」


「次」


「次は…エピローグ?」


勇気

「ラストにツッコミ所が集中してるからなぁ…」


「…とりあえず、カズがMBSFっていう名前の組織を作って、進藤と川島以外の7人が所属してるわけね?」


勇気

「オレが神様で、暖が総理大臣だぜ?世も末だな」


「自分で言ってるし…あんたはともかく、川島はおかしいでしょ!総理大臣よ!?」


「…一真とかの根回しがあったらしいよ」


「やっぱり!変だと思ったのよ、川島が日本のトップだなんて」


勇気

「そもそも、総理大臣にしては若すぎるしな?」


「そうよ!10年後って事は、私達26よ?」


「26で、山中と結婚してて、総理大臣で…」


勇気

「勝ち組だな、凉音と違って…げふっ!」


「次は殴るぞ?」


勇気

「…何故に蹴りが先?」


「そもそも、私は結婚してないけど子供いるし…」


勇気

「豊の子だろ?」


「そこが納得行かないのよねぇ…何が起こったのかしら?」


勇気

「あれだろ?周りがどんどん結婚していくから、焦りに焦って…」


「"斬撃の判子<斬>"」


勇気

「ギャァァァァァァァァァ!!!!!!」


「…殴るんじゃなかったの?」


「大丈夫よ、全部かすらせただけだから」


「…まぁいいや…」


勇気

「良かないわ!!」


「んにしても、みんな結婚してたわね…」


勇気

「無視かい!!」


「…あ、エピローグでは出てこなかったけど…」


「何?」


「正義も暖も、子供がいるらしいよ?」


「嘘!?聞いてないわよ!」


勇気

「…正義の所も暖の所も、男の子らしいな…ちなみに、一真の所は男女の双子だとさ」


「…やっぱり私、負け組?」


「…」


勇気

「…」


「…何か言いなさいよ」


勇気

「…でもさ、結婚したら子供作るんだろ?」


「そうよ!娘は豊に似てるらしいから、私に似てる男の子が良いわ♪」


勇気

「そうだな…でもまず、娘がお前に似なかった事を喜ぶべきじゃないか?」


「どういう意味よ?」


勇気

「お前に似たら、口が悪くて背の低い姫小鬼2世に…ぐふぉぉ!!」


「…あ、殴ろうと思ってたのに蹴っちゃったわ…」


「…問題ない」


勇気

「あるわぁ!!」



「さて、そろそろ次回予告行ってみようかしら」


勇気

「また無視かい!!そろそろ暖とオレのキャラが被るぞ!?」


「…さて、次回の魔法使いの苦悩は?」


「なんと!大長編になるそうよ!」


勇気

「マジで!?しかもメインキャラはオレなんだろ?」


「らしいわね…とりあえず、第三章前編で100ページ使って行きたいとか…」


勇気

「おぉぉぉ!?凄ぇじゃん!ようやくオレの時代か!?」


「第三章後編には、僕達は一切出てこないけどね…」


勇気

「…どういう事?」


「豊、とりあえず予告しちゃいなさい」


「うん…魔法使いの苦悩、第三章前編は…


[神様候補]


[期末試験]


[修行]


[襲来する魔物]


[魔王候補]


[久城一真の旅立ち]


の、6つです。」


「次の次回予告は、カズと愉快な仲間達がお送りするわ!」


勇気

「それではみなさん!さようなら~!!」











「…"久城一真の旅立ち"?」


「じゃあ、後編は…」


勇気

「てか、今回マジでオレ達3人だけだったな…他のやつら何処行ったんだ?」



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