~第1話その部活において彼女は何をしてくれるのか~
「あぁ…まだ意識が朦朧とする」
「ナイスボディだったね…」
気がつくと時計は午後5時を指していたこの部室に来たのが4時半位だったから30分ほど逝ってたわけか…
「あの体からあの威力を出せるなら…世界狙えるな…」
「出来ればもう受けたくないなぁ…」
「なぜだろうなまた受ける気がしてならない…」
「仕方ないんじゃないかな、何故とは言わないけどね」
…そういえば
「空がいないな…」
「どこにいったんだろうね」
「鞄はあるしそのうち帰ってくるだろ」
「…あのさ、今日は」
「あー、そういえばデートだろ行ってこいよ空には俺が言っとくから、クソが」
「うん、ごめんよろしくあとさりげなく罵倒すんのやめてくれない?」
「ほら、遅れるぞ校門で待ってくれてんだろ?早くしろよ、肉塊になれ」
「それじゃあまた明日。肉塊になれはさすがに泣くよ?」
太陽には普通の彼女がいる普通に可愛いし普通に性格もいいから例によってあの反応が出てしまう。
まったくうらやま…いやけしからんな、まったくけしからん。
「あ、おはよ、優」
「んぁ、あぁ、まぁ主にお前の」「な・に・か?」
「いや、なんでもない、縞パンなんて見てないからな」
あ、スカート押さえて真っ赤になってるな…可愛い…
「と、とにかく部活名の変更手続き済ませてきたわ!」
「ほぉ?それで名前は?」
「そんな疑いの目を向けなくてもいいんじゃない」
「いや、前科有るからな?お前のネーミングセンスは壊滅的に爆散してるからな」
「それかけらしかないわよね?…まぁいいわ名前はね《精練部》よ」
「ほぉ、その心は?」
「 そうね、活動目的は精神的に悩んでる人の悩み、相談を受け入れ解決策を提示する部活ってとこかしら」
「それっぽいなぁ…そんで?部員は何人だ?ウチは最低四人からだろ?」
「それなら問題ないわ、アタシ、優、太陽、そして夏希」
「え、なんで白河さんまで?」
「名前かしてって言ったらいいよって」
「優しいなぁ…」
まだ紹介してないが白河さんというのは太陽の彼女、本名は白河夏希ちなみに二人の関係はかなり良好だまったくあの馬鹿のどこがいいんだか…
「明日から本格的に活動を開始するけど今のうちに聞いておきたいことある?」
「それじゃあ、なんでなんだ?急に部活なんてしかもこの時期に」
「…だ、だって…このまま女の子発作が出るままだったらこの先、け、結婚出来ないし…(ボソボソ」
「あのー空?声が聞こえんのだが…?」
「っ!?あ、あれよ!このままだと日常生活に支障があるし!幼なじみのよしみで一緒に解決策を考えてあげようと思ったのよ!」
「そっか…ありがとな」
流石にそれのみの活動にするわけにもいかないからな。相談者が来ればしっかりとそっちの活動もすることにするか。
なんだかんだ言っても空のその優しさは本当に嬉しかった…取り敢えず頭撫でといてやるか
「…(ナデナデ)」
「あふぅにゃ~」
「…」
「もっと~もっと~」
「…ヤバイなこれは犯罪臭がする」
「えぇー…やめないでよぉ…」
「…(ナデナデ)」
「あうぅ~…」
ううむこれは…まずい…いろいろと…いつも強気な空がこんな風になるのを見ると…くそ!症状がっ!邪魔だこんなときに!もうやだ!こんな体質!
症状が出始めたのでそろそろやめようかと思い手を離そうとしたとき
「(ガララ)ははは!よ!私が精れ…ん…(バシン)」
「ちょっと待てぇぇぇ!なにも言わずに閉めるなぁぁぁ!」
「すまん!私のミスだ!なにも見てないしなにも言わない!大丈夫だ!(ダダダダダ)」
「…」
「いや空も顔真っ赤にしてないで捕まえろ!」
「ハァ…ハァ…流石に…もう走れん…」
息が切れて走れなくなった先生(?)を捕まえ部室に縛り上げた縛り上げたらよだれ垂らしてハァハァ言ってるんだがなにこれ
「この私を縛り上げるなんて!もっと!もっと強く縛りなさいよぉぉぉ!」
「なぁ…空、こいつ…」
「…えぇ…一応顧問ようちの部のね」
「なんでこんなのに…」
「あぁ…!その視線!もっと酷く見下せ!その程度じゃ屈服なんてせんぞ!」
『『こいつ変態だ(わ)』』
「顧問をたのみにいったときはもっとまともな人だったのよ」
「取り敢えず下ろすか」
「ふ、もうおしまい?刺激が足りなすぎる!」
なに?なんでこの先生こんなうるさいの?騒げば笑ってもらえると思ったら大間違いだぞこの野郎
「さて、それでは自己紹介をさせてもらおうか私は天海真日本史教師だ、お前たち二年の授業は受け持ってないから男、お前とは初対面だな」
「男の方の月野優ですよろしくお願いします」
「私は前したからいいわよね?」
「あぁ、問題ないぞ幼女よ」
「空って言ってんでしょうが年増!(ガッ)」
「ば、バカ!教師に手をあげたら!」
「パシッ」…は?
「狙いは悪くないがな幼女よ力だけではダメだ」
「フンッ」
いや、あのこれあれだからな?バトル物じゃないから!ラブコメだから!…は?いや、なんだよラブコメってアホか俺は…
「神の声か…?」
「は?なに言ってんのよ」
「いや、すまんなんでもない」
「…?」
「さて、君たち二人は放課後二人で何をしていたのかね?」
「あ、いや、あれはあれですよ!頭に埃がついてたからな?空?」
「そ。そうよ!それ以外に何があるって言うのよ」
「ふむ、まぁそういうことにしとくか!何せ最近の高校生は(放送コード)を(自主規制)位で済ませるらしいからな!」
「教師相手ですが言わせてください。お前ちょっと黙れ!」
「なぜだ!高校生とは言わず(クラクション)や(咳き込み)もしてるらしいじゃないか!全く…この私でさえ…おっともうこんな時間か」
「だから黙れと…そうだな…」
「優、一緒に帰ろ」
「構わねえよ、久しぶりだな」
「明日からは本格的に部活を進めるからね」
「あぁ、分かった」
「それではなお前たち!鍵は私が閉めるから早く帰れ!(ウワァァァ)するなよ!」
「「死ね!」」
こうして激動の部活初日は終わった
明日から部活が始まるわけだがなにか忘れてる気がする…まぁいいか
因みにあの真先生は2×歳らしく単位を盾に生徒に迫ることもあるとか…
☆
『優先輩…部活始めるんですね…』
『ミヤも優先輩と一緒に居たいです…空先輩になんて負けられないですっ!』
『…ミヤだって優先輩のこと…空先輩と同じくらい大好きなんですから…』
おはこんばんはようにちは
ども!木下です
第二話となります。
今回はすこし短くなってしまいましたが許してね(テヘペロ
本を読むのと書くのでは全く違いますね難しいものですorz
え?好きなものですか?強いて言うなら幼女でしょうかはい幼女です、いえ、三次元ではなく二次onlyですよ…なに?キモい!?よし貴様表に出ろ喧嘩だ…あ、いえ、ちょ、いたっ…
はい、というわけでですね感謝の言葉をば…
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ではそろそろこの辺で閲覧してくださる皆様に感謝を込めてまた読んでいただけることを願いまして失礼します
木下でした'ω'