勝手は赦さない!! 絶対にだ!!
風邪から復活!!
そしてブックマーク、六十突破しました!!
ばんざーい!!
これからも頑張って、書いていきますので、よろしくお願いいたします!!
目指せ!! ブックマーク十万人(自惚れ)
……ジュゥワァ……、ジュウゥ……
「……なるほど~、それでサヨサヨ達は私のところに来たんだ~」
「そ~なんだよマリちゃん♪ 結構大変だったんだよ~♪ あっ、スズちゃん! それはまだ焼けてないよ!」
「えっ? あっ、本当だ……」
「そっちまだ置いたばっかだから……はいっ♪ こっちはもう焼けてるよ♪」
そう言って目の前の熱した鉄板から菜箸で肉を取り、スズちゃんの取り皿の上に乗せる。
ほどよく焼けた肉が取り皿のタレと絡まりあい、なんとも言えない薫りを放っている。
実に美味しそうだ。
「ありがとうございます!」
「チエちゃんも、はいっ、お肉♪」
「あっ……ありがとうございます♪」
「ん~美味し♪ じっくり焼き上がった濃厚な牛肉の旨みと、コクのある風味豊かなタレが絡まって、絶妙なハーモニーを奏でてる~♪」
「「「でしょ~♪」」」
「う~ん♪」
「「「「あっはっはっはっはっ!!」」」」
「……って!! ちょっと待つっす!!」
「「「「ん?」」」」
振り替えってみると、研究室の端、革張りのソファの前でポコ君がこちらを指さしてた。
なんか、宇宙人でも見たみたいな顔になっている。
どしたんだろ?
「おやポコ君? どしたの、そんなに慌てて?」
「いやいや!! "どしたの?" じゃないっすよ!! サヨリさん! あーた一体、何してるっすか!!?」
「? 何って……見ての通り、焼き肉だけど……?」
言いながら別によけておいた野菜と肉を、鉄板の空いたスペースに乗せていく。
乗せる度にジュゥワ~という肉や野菜の焼ける音と薫りが、煙と共に部屋中に拡がっていく。
あっ、後でファブ○ーズしとかないとな。
部屋に匂い残っちゃう。
「いや、そうじゃなくて!! なんでいきなり焼き肉やってるっすか!? あーた前回襲われてたっすよね!? 第二十七部『著作権と強○魔』で!!」
えっ、何それ怖い。
「ポコ君、いきなり何言ってるんだよ……? てか二十七部って何それ? 何の単位? それに何だい『著作権と強○魔』って……食事時だし、女の子もいるんだよ?」
TPOは大切にね!!
「うっ……、いや、すみませんっす……なんだか気が動転して……オイラ自身、何言ってるんだか……」
「ポコ……お前疲れてるんだよ……」
「ご飯……食べれる……?」
「無理もない、三時間も眠っていたん
だからな……どれ、私が実験っ……げふんっげふんっ!! もとい、検査して……」
「今実験って!! 実験って言ったすよね!? いやっすよ!! 断固として拒否するっすよ!!」
「ちっ!」
「てっ、言うか三時間!? オイラ、三時間も寝てたっすか!?」
「あ~、そこからか……まぁいいや、とりあえず説明するね……」
そう言って自分は、ポコ君が気絶してからの、事の成り行きを説明した。
………………
…………
……
「いやーー!!!」
「あははははっ!! さぁ、脱げぇーー!!」
あの時、襲いくる赤い悪魔の手により、自分の男としての尊厳は、危うく踏みにじられようとしていた。
「誰かーー!! 誰か助けてーー!!」
「ふははははっ!! 無駄だ、無駄だ!! 大人しく裸になれーー!!」
「NOoooーー!!」
いっこうに止まる事を知らない猛攻に恐怖し、絶望した。
そして、いよいよ年貢の納め時かと思い、諦めかけた、その時!
「「コラーー!!」」
二人の守護天使が舞い降りたのだ!!
「サヨリ様に何をするかー!!」
「サヨリ様を離して……!」
二人の守護天使の一人、スズちゃんが赤い悪魔ーーもといマリアを羽交い締めにして持ち上げ、自分から引き離した。
「くそぉ!! 離せぇっ!! なにするだーー!!」
「ええい! 暴れるなぁ!!」
そしてその隙にもう一人の守護天使、チエちゃんが自分の元へと駆け寄ってきた。
「サヨリ様……! 大丈夫ですか……!?」
「おぉ……チエちゃん……スズちゃん……ありがとう……助かったよ……」
チエちゃんに助け起こされ、なんとか
立ち上がる。
それにしても危なかった……。
後もう少しで、なんかもう……色々と大事な物を一度に全部無くすところだった……。
「まだだっ!! まだパンツの下を確認してないんだ!! だからもっとさ触らせろ!! もっと撫でさせろ!! もっと舐めさせろぉ!!」
「くっ! いいから大人しくしろぉ!!」
「……あっちは、まだ諦めてないみたいだけどね……」
「はい……」
スズちゃんに抱き上げられたまま、マリアがまだ暴れている。
なんかもう、色々と放送禁止になりそうな事を、矢継ぎ早に口走っている。
正直、とても満足に話が出来そうな精神状態ではない。
かと言って、このまま放置していても、いつまで経っても話が前に進みそうもない。
さて、どうしたものだろか……。
「どうにかして、マリアを落ち着かせられないものかなぁ……?」
「………………っ! サヨリ様……それなら……!」
「ん?」
チエちゃんが直した自分の服の裾を引っ張り、話しかけてきた。
どうやらチエちゃん、何か思いついたようだ。
「どうしたの? 何か思いついた?」
「はいっ……! 思いついちゃいました……」
そう言って、ひそひそ話で思いついた事を、チエちゃんが聞かせてくれた。
だが、チエちゃんが思いついた方法は、自分が想像していた事の、斜め上の方法だった。
「……それで本当に、大丈夫かなぁ?」
「大丈夫です……! 絶対、うまくいきます……!」
珍しく自信満々に答えるチエちゃん。
正直、上手くいくか分からないが、他に方法も思いつかないので、とりあえずやってみる事にした。
「にょわにょわっ!! にょっわーー!!」
「くぅっ! いつまでもしつこい……」
自分達とチエちゃんが話している間も、マリアは無理矢理、スズちゃんの拘束から逃れようと暴れていた。
その間にチエちゃんと自分は、チエちゃんの考えた作戦通り、羽交い締めにされたマリアに一気に近づき、右足をチエちゃん、左足を自分がそれぞれ抱え込むように腕に抱き、押さえこんだ。
「にょわっ!!?」
「サヨリ様!? 何を……!?」
「スズちゃん、そのまま抑えていて!!」
抱え込こんだまま、マリアの履いていた靴と靴下を脱がす。
白くて細い、綺麗な足裏が露になった。
「よし! 脱げた!!」
「にょっ!? にょわ!? 君達、一体何を……!?」
「!? サヨリ様! まさかアレを……!!?」
困惑するマリアと、こちらの意図に気づき、驚愕するスズちゃん。
その二人を他所に自分は、露になったマリアの足を両手で掴み、足裏に親指が来るよう、狙いを定めた。
「サヨリ様!! いくらなんでもアレは不味いです!! ほどほど!! ほどほどにお願いします!!」
「ちょっと待て!? 君達、一体私に何をする気なんだ!?」
「チエちゃん! そっちは!?」
「こっちも脱げました……! ではサヨリ様……! お願いします……!」
「了解! ではサヨリ!! いっきまぁーす!!」
「えっ! いやっ! ちょっと、まっ……!!」
「ほい♪」
ぐりっ♪
「んほおおおおおおおおっっっ!!??」
合図を受け、両手の親指でマリアの足裏のツボを突く。
それと同時に、マリアの口から、物凄い声が飛び出し、部屋中に木霊した。
てっ、ゆーか固!?
なにこれ!? どんだけ凝ってるのさ!!?
「ああああああっっっ!?!? なにごれぇぇ!??! ごんなのじらないっっっ!!?? じらないぃぃぃっっっ!!!!」
「ちょっとマリちゃん! 君、普段どんな生活して来てるの!!?」
「ひぎゅうっ!! ひぎゅううぅぅぅっっっ!!!」
あんまりの凝っぷりに驚いてマリアに聞いてみたが、反応やばい。
なんか思いっきり仰け反って、痙攣してる。
とりあえず少し弱め、息が落ち着くのを待つ。
「あぁっ……はあっ……ああっ……」
「さぁマリちゃん! 正直に答えなさい! 貴女普段、どんな生活しているの!?」
「はぁ……はぁ……ん……そっ……そんな事より……きっ……君の体の……はぁ……研究を……」
「この後に及んでまだ言うかぁーー!!」
ぐりっ♪
「ひぎぃいいいいっっっ!!!?」
もう一度足裏のツボを突く。
じっくりと丹念に、ひとつひとつ、神経を刺激し、凝りをほぐしていく。
それにしても凄い凝りだなぁ。
まるで、三十年、ずっと立ちっぱなしだった人みたい。
そんな人、見た事ないけど。
「あああっっっ!! ひぐゅうぅぅぅ!! ひんぎゃうぅぅぅ!!!」
とっ、そろそろ一回止めるか。
「……あっ!……あひっ! ……あああっ……」
「さぁマリちゃん!! 白状しなさい!! 普段どんな生活おくってるの! ? 後ついでに、自分を調べるのを一旦、諦めなさい!! じゃないとお母さん、さらに凄いマッサージしちゃうよ!!」
「はぁ……ぁ……くぅっ……まっ……マッサージ……なんかに……負け……ない!!」
「まだ言うかーー!!」
ぐりっ♪
「あああああっ!! 言いましゅぅぅぅっ!! 全部言いましゅぅぅぅっっ!! だがらぞれダメお願い許じでぇぇぇっっっ!!! んほほおおおおおおっっっ!!!」
「「はやっ!!?」」
「まったく、最初からそうしなさい!」
とりあえずツボを突くのを止め、様子をみる。
それと同時に、仰け反っていたマリアの体から力が抜け、ぐったりとした。
全身が汗まみれで、着ているシャツやズボンが、地肌に張り付いている。
仰け反っているうちにほどけた髪の一部が、紅潮したうなじや顔にかかって、ちょっとセクシーだ。
「はぁ……はぁ……んぁっ……普段……は……
んっ……はぁ……研究……でぇ……部屋に……んっ! 籠っててぇ……たまに、んっ……外……んやぁっ……にぃ……出るくらい……ですぅ……」
「食事は?」
「ぁっ……ん……たまに……外食……後は……んっ……はぁ……乾燥……んぁっ……肉や……保存……ゃん……食を……」
「……運動は?」
「……はぁ……部屋の…はぁ……中で……軽く…んっ! ぁん……するくらい……」
「そりゃ体も悪くなるわ!!」
くりっくりっ♪
ツボを軽くダブルクリック。
「あっ!! あっ!! あっ!!」
「いい、マリちゃん? おせっかいかもしれないけど、そんな生活してたら、体壊すよ?」
くりくりっ♪
「んやっ! ぁん! んっ!……」
「少しづつでもいいから、外に出てキチンと運動して、しっかりとした食事をしなさい。 せっかく綺麗なんだから、もったいないよ?」
くりくりくりくりくり、ぐりっ♪
「んんっ!! わかりましゅたぁ……」
「うん! 素直でよろしい♪ それから、自分達の話も、ちゃんと聞いてね? そしたら自分の事、調べてもいいから♪」
くりっ♪
「ぁんっ! あっ、……ありがとう……ございましゅうぅ……」
よし! 作戦成功!
「やっ……やりました……!」
「……おっ……お見事です!」
「あっ! 二人共、ちょっと待って!」
「「えっ?」」
手を離そうとするチエちゃんとスズちゃんを止める。
まだ二人にはもう少しだけ、働いてもらわなくてはならない。
「せっかくだからこのまま、この凝り全部、取っちゃおう♪」
「「「えっ?」」」
二人が固まり、マリアの顔からサッ、と血の気が引く。
「このまま放っといたら、余計に悪くなっちゃうからさっ、ね♪」
そう、まだ自分はこの凝りを解消しきってない。
このまま中途半端に事を終わらせるのは、自分の主義に反するのだ。
だから決して、さっきの仕返しとかではない。
断じて無いのだ!!
大事な事なので、二回言ったよ!!
「まぁ……サヨリ様がそう言うのであれば……」
「うん……私も……特には……」
「えっ? えっ? えっ?」
にやりっ、計画どうり!!
「とっ、言う訳でマリちゃん♪ 第二ラウンド、はっじまるよーー♪」
「えっ!? いや!? ちょっと待って!? ムリ!? 本当ムリだから!! だってさっきからずっと、いっ……」
「えいっ♪」
ぐりっ♪
「……っでるがらあぁぁぁぁ!!」
「よいしょ~よいしょ~♪」
ぐりっ♪ ぐりっ♪ ぐりっ♪ ぐりっ♪
「んぁあああぁぁぁっ!」
「はいっ♪ はいっ♪ はいっ♪ はいっ♪」
ぐりっ♪ ぐりっ♪ ぐりっ♪ ぐりっ♪
「いぐゅう!! いぐゅうぅぅぅっ!!」
「そ~れ♪ それそれ♪ お祭りだ~♪」
ぐりっ♪ ぐりっ♪
「くぎゅう!! くぎゅうぅぅぅっ!!」
「んほぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」
………………
…………
……
「ところでサヨリ様? サヨリ様はどこで、あのマッサージなる技術を習得したのですか?」
「ん? あぁ、あれ? あれは習ったとかじゃなく、本で読んで覚えたんだよ♪」
「えっ……そうなんですか!?」
「うん……でも、何故か皆、少しやっただけで、腰砕けになるんだ……なんでなんだろう?」
「……さぁ? なんでなんしょうね……(と言う事はあの技術のほとんどは我流ですか……サヨリ様、恐ろしい人!!)」




