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追放された無能貴族、実は全属性魔法と鑑定EX持ちでした 〜婚約破棄された翌日、王国が崩壊しましたが俺は関係ありません〜(連載版)  作者: 白昼夢


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第10話 魔物討伐・Sランクの圧倒的実力

第10話 魔物討伐・Sランクの圧倒的実力



 森の奥に潜むSSS級魔物――古代魔族の使徒たち。


 俺たち“追放者チーム”は、その討伐のために集結していた。


 リリアは時空魔法で戦場を整え、カイルとアリサは剣と魔法で援護。

 俺は全属性魔法と解析EXを駆使して、敵の動きを完全に掌握する。




「……気をつけろ。奴ら、一斉に攻撃してくる」


 カイルが警告する。

 しかし、どこか落ち着かない雰囲気だ。

 彼の視線は俺たちを見ながらも、時折森の奥へ向けられる。


 アリサも杖を握り、微かに魔力信号を操作しているように見える。


 俺は肩をすくめる。

 ――まあ、気にせず行こう。




 魔物たちは森の木々を押し倒し、地面を揺らしながら襲いかかる。


 だが、解析EXにより動きは完全に予測済みだ。

 俺は指を鳴らし、全属性魔法を同時展開。


 火炎、氷結、雷撃、光、闇――全てが魔物を包み込み、一瞬で動きを封じる。


 リリアも時空魔法で魔物の速度を鈍らせ、町や民間人への被害を最小限に抑える。




「……すごい……!」


 カイルが息を呑み、アリサも目を見開く。

 冒険者たちはその光景を目撃し、誰もが言葉を失った。


 俺たちは文字通り、SSS級魔物を圧倒していた。


 しかし、その瞬間――


 カイルが森の奥を気にするように立ち止まった。


「……あ、あれは……」


 彼の指差す方向には、微かに魔力の波紋が見える。

 小さく光る信号――どうやら彼が密かに送信していたもののようだ。


 俺は解析EXで確認する。

 ――なるほど、王国に向けて戦況の報告か。


 俺は小さく笑った。


「……自由にやれ。どうせ俺は解析済みだ」




 魔物討伐に戻る。


 全属性魔法を最大出力で叩き込み、魔物の体表は裂け、鱗が剥がれる。

 使徒たちは絶叫しながら反撃を試みるが、リリアの補助魔法で完璧に制御される。


 戦闘は数分で決着。


 森の中、残骸と焦げ跡が広がり、魔物は完全に討伐された。


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