10話 テスト
香織の家で一緒に勉強をした数日後。ついに定期テスト前日を迎えた。
中学の頃はあまり勉強しなくてもまあま点数を取れていたが、高校ではそう上手いこと行かないだろうと思い、必死に勉強する。
今日はテスト前日だからか、授業が早く終わったのでいつのの学校がある日に比べて長い時間勉強することが出来る。
明日の科目は、数学と国語だ。
学校から帰り、昼ご飯を食べてから自室の椅子に座る。まずは数学から勉強しようと思い、
鞄から数学のワークとノートを取り出し、机の上に置く。
幸い、数学の問題集は終わっているので、そこで間違えた問題の復習を中心に行うことにした。
数学は香織に教えてもらったからか、少し自信がある。
間違った問題をノートに書きだし、解いては丸つけ、解いては丸つけと繰り返していく。
2時間ぐらい経っただろうか。と思い時計を見ると、時計の針は午後3時を指していた。勉強を初めたのは午後1時からなので、体感時間が合っていたことに少し驚く。
そろそろ休憩しようと思い、両手を上に挙げ、手を組みそのままさらに上へと伸ばしていく。
そのまま少し左右に少し体を傾けたりした後にリビングに行くことにした。
リビングに行くと煎餅を食べていた母が、「勉強の調子、どう?」と聞いてきた。
それに俺は、「まあまあかな」と返した。
母は「ならいっか。頑張ってね」と言ってまた煎餅を食べ始めた。
俺もチョコを手に取って口に入れる。
甘さが、甘さを欲しがっている脳に届いてく感じがする。脳もきっと喜んでいるだろう。
チョコを食べ終え、再び机に戻る。次は国語の勉強をすることにした。
教科書を開き、範囲の文章を読み直す。今回の範囲は、物語文が1つと説明文が1つだ。
個人的には物語文が好きなので1作品でも範囲に入っていてうれしい。
物語を読み終え、説明文に移る。こっちは、地球の環境の事について話している文章だ。
ページを開き、読み始める。
2作品とも読み終わったので、漢字の勉強をすることにした。正直国語の読解は得意なので、あまりそっちに時間を掛けずに感じに集中出来る。
今回のテスト範囲のページを開き、ノートに書いて覚えていく。
ページ数自体はそれほど多くないのだが、1ページに載っている数が多い。
そのため、ページ数以上に書く量は多い。
腕が疲れてきたが、ひたすら書いて頭に叩き込む。
何週かして、終わることにした。腕に残る疲労感が、勉強を頑張った証みたいな気がしてきた。
その後も休憩や勉強、ご飯を食べたり、風呂に入ったりして、寝る前に漢字のおさらいをして寝ることにした。
次の日、「今日のテスト自信ある?」と朝香織が聞いてきた。
「少しないかも」と答えてから「香織は?」と聞き返してみる。
「結構あるわ」と答えたのを聞いて、流石賢い人は違うなと思った。
学校に着き、田沼と最後の確認をし席に着く。
やがてチャイムが鳴り、先生が問題用紙を配る。
手元に問題用紙が来た。1時間目は数学だ。
数分後、テスト開始を告げるチャイムが鳴りみんな一斉に問題用紙を開く。
高校生活最初の定期テストがついに始まった。
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